【七夕賞2022予想】雨でタフな馬場ならこの2頭!
梅雨はあけましたが、今週は連日の雨で週末の福島も雨模様。雨でタフな馬場となった昨年同様、今年もタフな馬場を想定して考察したいと思います。
重馬場の適性と福島コースの適性の高さを考えますと、狙いたいのはヒュミドールです。
もともと4歳の夏までダートの中距離を主戦場としていた馬ですし、タフな展開となったレースの好走実績も多数あり、血統もオルフェーヴル産駒なら雨は歓迎の口でしょう。
また、福島コースも昨年の福島記念で2着に好走しており、小倉記念でも2着と小回りコース適性の高さもあります。七夕賞は例年前傾ラップですし、1000m57秒台でラスト1Fが13秒台まで落ち込む究極の消耗戦だった福島記念で2着に好走しているヒュミドールにとっては、好条件の一戦と言って良いでしょう。
天皇賞(春)・4着のヒートオンビートや福島民報杯を5馬身差で圧勝したアンティシペイトなど有力馬は多数揃っていますが、ヒュミドールもG2、G1で揉まれてきており、戦ってきた相手もハイレベルです。この条件なら通用しないということは無いでしょう。
続いて相手ですが、対抗馬として最有力視しているのは昨年の京都新聞杯の覇者・レッドジェネシスです。
雨で不良馬場となった秋初戦の神戸新聞杯では控えて直線内を突いて2着に好走。キレる脚はありませんが、長く良い脚を使える馬で上がりもかかった方が良いタイプ。
近3戦は阪神コースで惨敗しているので、小回りの右回りコースは合わないのではないかという不安はありますが、3コーナーは緩めのスパイラルカーブでスピードも維持できそうですし、タフな馬場で上がりがかかる傾向が強い七夕賞は意外にも合うと見ています。
昨年の菊花賞では1番人気に推されていた素質馬ですし、ローカルG3のここで好走し復活のきっかけを作ってもらいたいところです。
ということで今年の七夕賞は本命ヒュミドール、対抗レッドジェネシスという予想で勝負したいと思います。