【ダイヤモンドS予想2026】人気堅調も波乱の影!鍵を握るのは"高齢馬"?
公開: 2026/02/21 03:00

2月21日、東京競馬場11Rで行われるダイヤモンドステークスは、府中最長距離となる芝3400mで争われる名物ハンデ重賞。純然たるスタミナと持続力が問われる舞台であり、ステイヤー資質が色濃く反映される一戦だ。
このレースは人気馬の信頼度が高い。1番人気は勝ち切れない年があっても、馬券圏内への好走率は安定している。2番人気も同様に堅調であり、軸馬選びにおいて大きく崩れにくい構図が続いている。
しかしながら、波乱の余地がないわけではない。2020年の1着16番人気を筆頭に、2022年2着11番人気、2023年2着13番人気、2025年2着12番人気と、二桁人気馬の激走が繰り返されてきた点は見逃せない特徴だ。特筆すべきは、好走した伏兵がいずれも6~7歳の高齢馬で占められている点にある。若い世代の台頭は目立たず、ハンデは54キロが中心で、重すぎない斤量が共通項となっている。
戦略としては、1・2番人気を軸に据えつつ、年齢を重ねた実績馬で手頃なハンデを背負う二桁人気馬を拾う組み立てが有効といえる。前走は長距離戦を使われ、掲示板前後以上の内容を示していることが一つの基準となる。重賞でなくとも勝ち負けの競馬をしていた馬は評価を上げるべき存在だ。一方で、中距離重賞で敗れていたステイヤー型が条件替わりで巻き返すケースも十分に想定できる。
展開面では前有利の色合いがやや強い。東京コースであっても、3400mという特殊距離では極端なハイペースになりにくく、一定の位置を確保できる持続型が優勢となる。以上を踏まえ、今年注目すべきは以下の4頭だ。
ホーエリートはスタミナの裏付けが際立つ存在。目黒記念2着の実績に加え、前走では芝3600mを快勝。距離適性と充実度は申し分なく、条件的に牡馬勢を圧倒しても不思議はない。
スティンガーグラスは安定感が最大の武器である。大崩れしない競馬ぶりは長距離戦でこそ信頼に値する。府中の持続戦とも噛み合い、斤量差がわずかであれば地力勝負に持ち込める。
ヴェルテンベルクは近走内容から中距離より長丁場向きの印象が強まっている。消耗戦適性を感じさせる戦歴に加え、キング騎手の手綱も魅力材料。展開ひとつで勝ち負けに加わる可能性は高い。
ミクソロジーは3年前の勝ち馬であり、舞台適性は証明済みだ。長距離重賞での実績は依然として価値を持つ。近況次第ではあるが、一撃の気配を秘める存在として軽視は禁物である。
伝統の超長距離重賞は、今年もまたスタミナ自慢たちの真価が試される舞台。データと適性を踏まえた取捨が結果を左右する一戦となる。

