【ダイヤモンドS予想2026】実績馬か伏兵か?人気堅調も波乱の影
公開: 2026/02/20 15:58

土曜の東京競馬メインレースは、芝3400mで行われるハンデ重賞「ダイヤモンドステークス」が開催。今年はフルゲート16頭に対し登録は15頭となり、登録全馬が出走可能となっている。
3400mという極めて特殊な距離設定に加え、ハンデ戦という条件が重なる一戦であり、例年通り予想難度の高いレースである。ただし、過去10年のデータを確認すると、1番人気馬が4勝、2番人気馬が3勝を挙げており、数字の上では堅めの決着が目立つ。人気馬の信頼度は決して低くないレースといえそうだ。
一方で、大波乱の歴史もこのレースの特徴。2020年にはミライヘノツバサが16番人気で勝利し、単勝3万円超えという衝撃の決着を演出した。近年は比較的落ち着いた結果が続き、ここ2年は1番人気馬が連対を果たしているが、条件の特殊性を踏まえれば穴馬の台頭を警戒する必要があるだろう。
血統面で注目を集めるのが、モズアスコット産駒のファウストラーゼンだ。父は芝・ダートのマイル戦線で活躍したスピード型であり、産駒が芝3000m超のレースに挑む点は興味深い。前走のAJCCでは12着に敗れたが、今回は叩き2戦目となる。2歳時のホープフルステークス、3歳時の弥生賞ではマクる競馬で結果を残しており、展開次第では持ち味を発揮する余地はある。
ただし、近走成績は大敗が続いており、距離適性の裏付けも未知数である。父の特性を考慮すれば3400mは明らかに守備範囲外との見方も成り立つ。横山和生騎手との新コンビでどのような競馬を見せるかが最大の焦点となるが、評価と取捨が難しい一頭である。
安定勢力として注目されるのがスティンガーグラスである。昨年のアルゼンチン共和国杯2着以来の実戦となるが、引き続きルメール騎手とのコンビで臨む。姉にダノンファンタジーを持つ良血でありながら、本馬は中長距離路線で適性を示してきた。目黒記念では大敗を喫したものの、それ以外のレースでは大きく崩れていない。
長めの距離で安定したパフォーマンスを続けてきた実績を踏まえれば、今回の条件でも信頼度は高い。相手関係を総合的に判断しても、大きく崩れる可能性は低いと見るのが自然である。ハンデ戦の駆け引きが結果を左右する一戦だが、軸候補として有力な存在である。

