【小倉大賞典2026予想】主役はセンツブラッド、持続力&小回り適性ともに上位
公開: 2026/02/18 18:59

小倉競馬の日曜メインは、冬の小倉開催を締めくくる名物重賞「小倉大賞典」が開催。ハンデキャップ競走ならではの波乱含みの一戦として知られ、展開・馬場・ハンデが複雑に絡み合い、毎年のように予想を悩ませる難解なレースである。
今年も多彩な顔触れが揃ったが、なかでも注目すべき存在がセンツブラッドだ。
前走の鳴尾記念では2着に好走。道中は好位インをロスなく立ち回り、厳しい流れのなかでもしぶとく脚を伸ばした。ペース適応力と持続力を示した内容であり、重賞戦線での地力を改めて証明してくれた。鞍上の巧みなエスコートも光り、枠順、展開、位置取り、コース適性といった要素が高い次元で噛み合った結果だった点も見逃せない。一方で、外枠から同様の競馬ができるかという課題も浮き彫りになった。
通算成績は(2-5-0-2)。重賞2着2回を含む安定感は魅力だが、デビュー以来9戦すべてが馬番7番より内という事実は重要な材料である。外枠を引いた際のパフォーマンスは未知数であり、評価に際して慎重な視点が求められる。先行抜け出し型の脚質であるため、内枠を確保できるかどうかは大きな分岐点となるだろう。仮に内枠を引いたとしても、外差し有利の馬場や極端なハイペースとなった場合には過信は禁物である。
3走前のラジオNIKKEI賞では2着。平均ペースの好位インから後半の持久戦に対応し、小回り適性と持続力を示した。勝ち馬とは斤量差3キロでタイム差0秒1。能力面の裏付けとして十分な内容だ。2走前のカシオペアステークスは7着に敗れたが、休み明けの影響が色濃かった印象であり、悲観材料とはならない。実際、前走で鮮やかに巻き返した事実が状態面の上積みを物語っている。
調整過程も順調である。火曜朝には坂路で軽めの調整を消化し、最終追い切りでは栗東CWで余力十分の動きを披露。6ハロン82秒7―37秒0―11秒7をマークし、併走馬に先着。動き、時計ともに水準以上であり、仕上がりは良好と判断できそうだ。陣営も小回り適性と荒れ馬場への対応力に自信を示しており、56kgのハンデも決して不利ではない。
オープンでの勝利こそ未達成だが、重賞で繰り返し好走してきた実績は軽視できない。前で受けて粘り込む競馬は小倉芝1800mの舞台設定とも合致。流れひとつで勝ち負けに持ち込める実力馬であり、展開と枠順がかみ合えば初タイトル獲得の場面は十分に想定できそうだ。

