【令月ステークス予想2026】ベテランの意地か実績馬の底力か?注目馬を探る
公開: 2026/02/18 18:02

今週日曜の阪神競馬メインに組まれているのは、ダート1200mで行われる4歳以上オープンの別定戦「令月ステークス」である。今年はフルゲート16頭に対して登録14頭となり、登録全馬が出走可能となっている。頭数はやや落ち着いたが、スプリント戦らしく先行力とスピードの持続力が問われる一戦である。
注目の伏兵は、今年で8歳を迎えるケイアイシェルビーだ。兄にNHKマイルカップを制したケイアイノーテックを持つ血統背景は依然として魅力十分である。近走は障害戦を含めた試行錯誤のローテーションが続いており、陣営の苦心がうかがえる状況である。しかし、全4勝のうち2勝を阪神ダートで挙げている実績は軽視できない。今回は約2か月ぶりの実戦で人気を落とす可能性が高いが、1200mへの距離短縮は新味を引き出す契機となり得る。展開ひとつで一変の余地を秘めた存在である。
巻き返しを狙うのが、ロードカナロア産駒の6歳セン馬コンクイスタだ。休み明け初戦の霜月ステークスでは14着と大敗を喫したが、続くギャラクシーステークスでは1番人気に支持されて4着と内容は良化している。近3戦は掲示板を確保できていないものの、過去には天保山ステークスを制した実績を持ち、オープンクラスでも地力は通用する。今回は松山弘平騎手との新コンビが予定されており、流れに乗れれば上位進出の可能性は十分である。近走成績だけで評価を下げるのは危険であり、単勝妙味を含めて注視すべき一頭であるといえよう。
安定勢力として無視できないのが、ダノンレジェンド産駒の5歳牡馬ジョーローリットだ。近2走はともに3着と勝ち切れない競馬が続いているが、逃げまたは2番手から運ぶ形で安定した内容を示している。ここ4戦はいずれも掲示板を確保しており、大崩れの少なさはメンバー中でも際立つ。今回も先行策から粘り込む競馬が濃厚であり、展開の中心を担う存在となる公算が大きい。勝ち切りの課題は残るものの、連軸としての信頼度は高い。
阪神ダート1200mは、序盤のポジション争いが結果を左右する舞台。先行力を武器とする馬が有利な傾向にあり、各馬のスタートと二の脚が重要となる。実績馬の巻き返しか、ベテランの一変か、それとも安定勢力の押し切りか。令月ステークスはスピードと戦術が交錯する見応えある一戦となりそうだ。

