【阪急杯2026予想】狙い目は7番人気以下の関西馬!
公開: 2026/02/20 18:32

今週土曜の阪神競馬メインレースは、芝1400mで行われるG3「阪急杯」が開催。1着馬には春のスプリント王決定戦である高松宮記念への優先出走権が与えられる重要な前哨戦であり、短距離路線を占う意味でも注目度は高い。今年はフルゲート18頭に対し登録18頭と、登録全馬が出走可能となっている。
過去10年の配当傾向を見ると、10回中8回で3連単が3万円を超えており、波乱含みのレースとして知られる。特に波乱の主役となっているのは7番人気以下の関西馬であり、人気薄の激走が繰り返されてきた。今年も同様のパターンを警戒すべき一戦である。
そのデータ面から浮上する穴候補の一頭がマサノカナリアだ。栗東・藤野厩舎が管理するシルバーステート産駒の5歳牝馬で、近走はヴィクトリアマイル14着、京都金杯10着と大敗が続いている。ただし、今回は久々に芝1400m戦へ舞台が戻る点が大きなポイント。3勝クラスを8番人気で勝利した際のパートナーである横山典弘騎手が騎乗予定となっており、条件替わりでの巻き返しが期待できそうだ。
休み明けを叩いての2戦目という臨戦過程も好材料。前走は4コーナーで不利を受ける場面があり、着順以上に内容は悲観すべきものではないだろう。近走成績だけで評価を落とし、人気が大きく下がるようであれば、データ的にも絶好の狙い目となる存在だ。
もう一頭の伏兵候補がダディーズビビッドだ。栗東・千田厩舎が管理するキズナ産駒の8歳牡馬で、昨年の六甲ステークスを9番人気で制した実績を持つ。その後は安田記念14着、しらさぎステークス12着と大敗が続いているが、今回は約8か月の休養明けでの参戦となる。年齢的な上積みこそ見込みにくいが、オープンクラスでの実績は軽視できないだろう。
六甲ステークス勝利時の鞍上である池添騎手に手綱が戻る点も不気味な材料となる。レース傾向を踏まえれば、人気薄の関西馬による差し・追い込みの一撃は十分に想定できよう。無欲の末脚が展開ひとつで上位進出を演出する可能性は高い。
今年の阪急杯もまた、人気と実力のバランスが問われる難解な一戦である。実績馬の信頼度は高いが、波乱を生む条件は整っている。例年通り伏兵の台頭を前提とした馬券検討が求められるレースである。

