【みやこS予想2020】展開有利見込めるエイコーン
今週日曜阪神のメインレースは登録11頭と、フルゲート16頭に対して少頭数での開催になりそうなG3・みやこステークスです。
1着馬にはチャンピオンズカップの優先出走権が与えられるレースとなっており、収得賞金が不足している陣営にとって大きなチャンスとなる一戦でもあります。
ダート転向後は善戦が続くものの勝ち星には結びついていないクリンチャーや、アンタレスステークスでは躓く不利もあり、1番人気ながら14着と大敗を喫してしまったベストタッチダウンなどは、ここを勝利して本番に臨めば一気に注目されうる競走馬たちでもあります。
そこで今回は実績馬よりも賞金加算必須、もしくは1着で優先出走権まで手に入れたいであろうエイコーンに注目したいです。重賞勝ちこそありませんが、昨年の東京大賞典5着など、強豪相手でも善戦実績のある追い込み馬です。
今年に入って4戦目となりますが、徐々に着順をあげてきており、前走のシリウスステークスではカフェファラオ相手の3着と健闘しました。
今回の展開としてはハナを切って勝率100%のベストタッチダウン、かしわ記念を逃げて勝利したワイドファラオに続き、今年のマーチステークスを勝利したスワーヴアラミス、東海ステークス覇者エアアルマスといった注目馬がこぞって逃げ、先行馬ということで、後方からの競馬で結果を出してきているエイコーンにとっては絶好の流れができそうです。
登録馬の中で最も収得賞金が低い立場ということで、チャンピオンズカップを目指すならば1着が必須と言える現状。なかなか主戦が固定されない馬ではありますが、今年に入り騎乗依頼を多く受けている高倉騎手としても、ぜひ結果の欲しい一戦となります。