【スプリングS予想2021】雨で買い！「先行力」と「道悪適性」の高いあの馬に注目！

皐月賞へ向けた重要なトライアルということで、今年も能力の高い馬が揃ったスプリングS。中でも注目を集めているのは、前走のきさらぎ賞では後方から追い上げ3着に入着したランドオブリバティと、前走の3歳未勝利を6馬身千切って圧勝したボーデンの2頭でしょう。

ランドオブリバティはまともに走れば強い馬ですが、ホープフルSの逸走もあり気性面の不安はまだ拭えません。ボーデンは新馬のレベルは言うに及ばず、重賞級の能力の高さを感じさせる1頭ですが、経験が浅い分信頼しきれないところがあります。

いずれも、なるべくなら買わずにこの一戦様子を見たいといった感じの2頭ですが、重い印を打つならランドオブリバティです。

ホープフルSを逸走した印象が確かに強いですが、前走のきさらぎ賞ではゲート直後に両隣から挟まれる致命的な不利がありながら、その後慎重に折り合ってしぶとく伸びての3着と、スムーズに行かないながらも3着内入線を果たしたのは立派と言えるでしょう。ただ回ってきただけで馬券内に入った前走きさらぎ賞の内容を見ても、今回もこのメンバーなら馬券圏内の可能性は高いと見ます。

きさらぎ賞では本命軸馬として推奨させて頂いた馬でもあり、個人的にも追いかけている馬なので、今回も本命軸馬として最有力視したいと思います。

次に対抗ですが、最有力視しているのはドゥラメンテ産駒のレインフロムヘヴンです。

昨年秋の百日草特別では、共同通信杯を制したエフフォーリアと1馬身1/4差の2着に好走しており、2歳時からその実力の一端は垣間見せていました。その後は、中1週で臨んだ東京スポーツ杯2歳Sで8着、前走・フリージア賞では堂々逃げ切り勝ちを収め、同じ逃げの手でしっかりと結果を残してきました。

また、週末は雨予報も出ており馬場が重くなりそうですが、粘り腰がある馬で、重馬場の適性が高そうなパワー系の血統故、このあたりの懸念も少なめです。

ということで今年のスプリングSは、本命軸馬ランドオブリバティ、対抗はレインフロムヘヴンという予想で勝負したいと思います。