【カーネーションC予想2021】唯一の1戦1勝馬アムールマルルー、無傷の2連勝なるか?

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今週土曜東京9レースには、3歳1勝クラスの牝馬限定戦・カーネーションカップが組まれています。

昨年の勝ち馬パラスアテナは秋になって力をつけてきたように、1勝クラスの特別戦とはいえ、先々期待できる馬が出てきていることもあり、今年も注目したいところです。

フルゲート18頭に登録12頭と、やや寂しい頭数にはなりそうですが、血統的にも魅力のある馬の参戦もあります。スイープトウショウを母に持つドゥラメンテ産駒のクイーンスイープは横山武史騎手との新コンビで、全兄に秋の天皇賞2着、大阪杯2着や海外遠征の実績もあるステファノスを持つスノーハレーションは引き続き丸山元気騎手とのコンビで挑む予定となっています。

今回取り上げたいのは、全姉に中山牝馬S勝ち、金鯱賞3着の実績があるジュンドルボンを持つハーツクライ産駒のアムールマルルーです。美浦・栗田厩舎の管理馬で、デビュー戦に引き続き柴田善臣騎手が騎乗予定となっています。

デビューが遅く、今年4月の未勝利戦に出走しており、6番人気とあまり評価は高くなかったものの、後方待機から大外一気という豪快な競馬で頭差でニチノワクチカを差しきり勝利しています。

昨年のパラスアテナも未勝利勝ちからの参戦だったため今年も期待したいところですが、過去5年のデータをみると前走で同じ舞台のスイートピーSを使っている組の相性がよく、今年の対象馬はゴールドシップ産駒のスウィートブルーム1頭となっています。

フローラS4着からの参戦となるメイサウザンアワーなども参戦を予定していることもあり、1戦1勝馬は人気しがちですが、今回も5, 6番人気にアムールマルルーは落ち着く可能性もあり、馬券妙味もあるのではないでしょうか。