【JRAオールカマー2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

天皇賞秋の前哨戦「オールカマー」へ向けて各馬が最終追いきりを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ウインマリリン（牝4、手塚貴久厩舎）

9/22（水）美浦・南W（良）5F67.0－4F52.2－3F37.4－1F11.3（馬なり）

美浦の南Wで単走。序盤ゆったりと進め、徐々にペースを上げていくと直線はびっしり追われ、ラスト1Fは11.3の好時計をマーク。1週前は横山武史騎手を背に南Wで2頭併せを行い、6F83.8－1F11.3と重馬場ながらもラスト1Fは切れる脚で伸びて先行する相手にしっかり併入。折り合いもスムーズで、併走馬にあっさり併入し、全体時計も自己ベスト更新と先週から良化してきています。5月に受けた肘の手術の影響もなさそうで、久々でも力は出せる状態にありそうです。

ランブリングアレー（牝5、友道康夫厩舎）

9/22（水）栗東・CW（良）5F64.3－3F49.2－2F36.0－1F12.1（馬なり）

栗東CWコースで単走。馬場の内めを回り、終始持ったままの馬なりで時計も優秀。輸送があるので調整程度の内容でしたが、動きは活気十分にキビキビとしており好調ぶりが伺えます。1週前にはやや重のCWコースでびっしり追われて6F80.0－1F12.0をマークとしっかりやっているので、問題は無いでしょう。1週前にビッシリ追い、直前はソフトに仕上げるいつもどおりのパターンで、引き続き好調キープできている印象です。

ウインキートス（牝4、宗像義忠厩舎）

9/22（水）美浦・南W（良）5F68.0－4F52.0－3F37.2－1F11.1（馬なり）

丹内祐次騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬アルーフクライを2馬身先行させ、コーナーで内から差を詰めると、直線は馬なりのまま無理なくスムーズに加速し、ラスト1F11.1の好時計をマークして併入しました。懸命に追う相手を尻目にラクラクと併入しており、余力も十分でした。1週前は南Wで単走で追われ、大外を回しながら6F80.5－1F11.7とここでも楽に好時計をマーク。自然とこの時計が出るなら好調と見て間違いないでしょう。