【エリザベス女王杯2025予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

牝馬チャンピオン決定戦「エリザベス女王杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
レガレイラ(牝4、木村哲也厩舎)
11/12(水)美浦・W(良)6F83.1-5F66.7-4F51.7-3F37.4-1F11.4(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。古馬オープンの僚馬アルセナールを先行させ、古馬2勝クラスのガルサブランカを後ろに置き、道中は2番手で折り合いに専念。直線序盤で横一線に並ぶと、先に動いて前へ出るアルセナールを早々に捉え、ラスト1F11秒4の脚で楽に交わしてアルセナールに半馬身、ガルサブランカに1馬身先着してゴールしました。1週前はWコースで2頭併せを行い、ゴール前は強めに追われて6F80.8-1F11.2をマークして併入。全体時計、しまいと時計は優秀で、フットワークもパワフルで動きも申し分無し。前走も休み明けながら好状態を印象付けていましたが、使われて順調に良化してきたと見て間違いないでしょう。
リンクスティップ(牝3、西村真幸厩舎)
11/12(水)栗東・坂路(良)4F53.2-3F39.2-2F25.1-1F12.5(馬なり)
栗東坂路で単走。終始馬なりの楽な追い切りで、ゴール前も流す形でラスト1F12秒5をマークしてゴール。1週前はC.デムーロ騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、一杯に追われて6F80.5-1F11.2をマークして最先着でゴールしました。1週前にCWコースで強めの併せ馬、最終追いは坂路を単走で流すのは同馬の好走パターンで、今回も臨戦過程は順調です。それでも最終追いの全体時計は過去2番目に速く、1週前も全体でこれだけの数字を出してしっかり先着できているなら好調と見て良いでしょう。秋初戦の前走も力を出しきれずに終わっており、疲れもなし。ここで全開できれば悲願の重賞初Vも十分に期待できるでしょう。
アドマイヤマツリ(牝4、宮田敬介厩舎)
11/12(水)栗東・CW(良)6F80.7-5F65.3-4F51.6-3F36.6-1F11.5(馬なり)
栗東CWコースで単走。馬なりながらも序盤から軽やかなフットワークで好ペースを刻み、しまいも楽に11秒5をマークと気配の良い追い切りを消化。1週前は坂井瑠星騎手を背にCWコースを単走で追われ、6F79.9-1F11.6の好時計をマークしてゴールしました。美浦での調整が主流だったため比較は難しいですが、4Fは49秒6、3Fも35秒4と好ラップを刻んでおり、時計は申し分無し。力んでしまうところがあるので折り合い面は引き続き課題としてありますが、中4週の間隔でここまで意欲的に追われて動けているなら、好状態と見て良いでしょう。

