【JRA府中牝馬ステークス2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
エリザベス女王杯の前哨戦「府中牝馬ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
シャドウディーヴァ(牝5、斎藤誠厩舎)
10/13(水)美浦・坂路(やや重)4F52.1-3F37.9-2F24.4-1F12.3(馬なり)
美浦の坂路で2頭併せ。僚馬アリエノールを2馬身追走し、コーナーで内から差を詰めると、直線は序盤で並びかけてそのまま併入しました。1週前は石川裕紀人騎手を背に美浦の坂路で一杯に追われ、4F51.9-1F11.8の好時計をマークして併せ馬に半馬身先着。折り合いもしっかり付いており、直線も11.8の伸び脚で併走馬を楽に圧倒と好内容の追い切りを消化しました。1週前にびっしり追われた分最終は流す程度の調教でしたが、脚部不安の影響も考慮しながらの調整だった前走と比べると時計も動きも大幅に良化してきています。
ドナアトラエンテ(牝5、国枝栄厩舎)
10/13(水)美浦・南W(やや重)5F67.8-4F52.5-3F37.6-1F11.8(馬なり)
美浦の南Wで2頭併せ。秋華賞に出走する僚馬アカイトリノムスメを追走し、直線は馬なりのまま楽な手応えで内に潜り込んで併入しました。馬なりでもラスト1Fは11.8と伸びており、加速ラップも優秀です。1週前は南Wで2頭併せを行い、5F67.0-1F11.2の好時計をマークして併入。先週、最終と続けて馬なりの調教でしたが、2週続けてラストは11秒台を出しており、溜めるイメージの追い切りを消化。馬なりでこの時計と動きなら、力は出せる状態に仕上がってそうです。
シゲルピンクダイヤ(牝5、渡辺薫彦厩舎)
10/13(水)栗東・坂路(良)4F54.4-3F38.9-2F24.5-1F11.8(馬なり)
栗東坂路で単走。しまい重点に追われ、ラスト1Fは11.8と鋭い脚で伸びてゴール。1週前はCWで一杯に追われ、6F82.4-1F11.8とここでもしまいの脚は鋭く伸びました。しまいの時計は普段から出る攻め動くタイプの馬ですが、時計は前走以上に出ており、折り合いもしっかり付いています。ウッドと坂路併用は通常パターンで、いずれもでしまい11秒台マークなら良いデキにありそうです。