【阪急杯2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
高松宮記念のステップレース「阪急杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ダイアトニック(牡7、安田隆行厩舎)
2/23(水)栗東・坂路(良)4F55.6-3F39.7-2F24.6-1F11.6(馬なり)
岩田康誠騎手を背に栗東坂路で単走。全体としては軽めの内容でしたが、ゴール前で追われると鋭い反応を見せてラスト1Fは11.6の好時計をマークしてゴール。1週前はCWコースで中山記念に出走するダノンザキッドと併せ馬を行い、外から鋭く伸びて6F82.8-1F11.1の好時計をマークして併入と、負荷が強めにかけられた中でも終いは11.1の鋭さを披露。最終は控え目でも1週前で十分に仕上がっており、最後のひと追いでほぼ態勢は整った印象です。
グルーヴィット(牡6、松永幹夫厩舎)
2/23(水)栗東・坂路(良)4F51.1-3F36.8-2F24.1-1F12.2(馬なり)
栗東坂路で単走。ラチ沿いを良い手応えで登坂していき、ラストはブレの少ない力強いフットワークでラスト1Fは12.2をマーク。序盤からしっかり集中して走り、ラストで仕掛けられるとグンと体を沈めて切れる脚を披露しました。1週前は坂路で4F51.1-1F12.3の好時計を馬なりで楽にマークと中間も好気配です。12月のタンザナイトSは軽い傷腫れを発症して取消となりましたが、すっかり立て直しており順調そのもの。力は出せる仕上がりと見ています。
サンライズオネスト(牡5、河内洋厩舎)
2/23(水)栗東・坂路(良)4F54.2-3F38.7-2F24.9-1F12.3(馬なり)
栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快なフットワークで駆け上がり、終始馬なりで余力十分に4F54.2-1F12.3をマーク。やり過ぎないように軽めの調整でしたが、1週前には坂路で4F48.2-1F12.6の好時計をマークして自己ベストを更新しており、2週前も坂路で4F49.5と先週までは2週連続で坂路で50秒を切る好時計をマークしているので、最終は調整で十分でしょう。前走の力ーバンクルSを制してオープン初勝利を挙げてと充実ぶりが光っており、絶好の気配を誇示しています。