【小倉2歳ステークス予想2024】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

記事「【小倉2歳ステークス予想2024】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ」のサムネイル画像

2歳若駒が集結する夏の2歳G3「小倉2歳S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

エンドレスサマー(牡2、上原佑紀厩舎)

8/28(水)美浦・坂路(良)4F52.8-3F38.7-2F25.6-1F12.6(馬なり)

石橋脩騎手を背に美浦坂路で2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬サザンステートを1馬身先行させ、道中は折り合いに専念。直線では反応と伸びを確認する程度の軽めの内容でしたが、楽にラスト1F12秒6をマークして相手に取り付いて併入と、全体的にスムーズな動きでした。鞍上もうまくテンションをコントロールできていた印象があり、フォームのバランスも良く、この時期の2歳馬としては大人びた走りを披露。1週前も美浦の坂路で4F53.5-1F12.0をマークして併せ馬と併入しており、北海道からの遠征明けでもしっかりと好状態に仕上げられてきた印象です。

エイシンワンド(牡2、大久保龍厩舎)

8/28(水)栗東・坂路(良)4F53.3-3F38.6-2F24.8-1F12.2(馬なり)

幸英明騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬チカミリオンを追走し、道中はキレイなラップを刻んで折り合い、ラスト2Fは12秒6-12秒2の加速ラップをマークして2馬身先着しました。1週前は栗東坂路で2頭併せを行い、4F56.3-1F12.3をマークして2馬身先着してゴール。初戦から追い切りは動いていた馬でしたが、今回全体時計も縮めてきており、前走以上に楽な手応えで速い時計を出してきたのは好感が持てます。スナップの効いた走りで気配は良く、好状態そのままに出走できそうです。

ジャスパーディビネ(牡2、森秀行厩舎)

8/29(木)栗東・坂路(良)4F50.2-1F12.4(馬なり)

栗東坂路で2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬キュピドンを追走し、序盤から速いラップで飛ばしていく攻め気配。追われたのはラスト1Fからでもするどく反応して伸びてあっさりと1馬身先着と、状態面は申し分ないという印象です。1週前は坂路で2頭併せを行い、4F50.3-1F12.5の好時計をマークして先着。前走も追い切りでは速い時計はマークしておりよく動く馬ですが、この時計と動きなら引き続き力は発揮できる好状態にあると見て良いでしょう。