【札幌2歳ステークス2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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夏の札幌競馬のラストを飾る重賞「札幌2歳S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

マジックサンズ(牡2、須貝尚介厩舎)

8/28(水)札幌・芝(重)5F63.7-4F50.3-3F36.3-1F11.9(馬なり)

佐々木大輔騎手を背に札幌の芝コースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬ガイアメンテを先行させ、4コーナーで内から差を詰めると、直線はラスト1F11秒9の脚でしぶとく伸びて併入しました。1週前は函館の芝コースで3頭併せを行い、3頭併せの真ん中で追われて5F68.3-1F11.8をマークして2頭と併入しました。2週連続で併せ馬を行い、しまいも先週・最終といずれも11秒台をマークしており、負荷は十分。ガイアメンテやヴェローチェエラといった実力馬と併せても引けを取らない競馬が出来ており、万全の状態を印象付けています。

マテンロウサン(牡2、昆貢厩舎)

8/28(水)札幌・芝(重)5F64.5-4F49.9-3F37.1-1F11.8(馬なり)

横山和生騎手を背に札幌芝コースで2頭併せ。2歳新馬の僚馬ヒルノカーディフを大きく追走し、3~4コーナーでペースを上げて差を詰めると、ラストは11秒8の鋭い伸び脚で内から取り付いて併入。道中は淡々とリズムよく追走して折り合えており、直線も手前をしっかりと替えて馬場を掻き込むようなフットワークでタフな洋芝にも対応し、併せ馬を子供扱いと動きは申し分ありません。1週前も横山騎手を背に札幌芝コースで3頭併せを行い、5F67.3-1F12.0をマークして併入。横山騎手が入念に追い切りに乗っている点も好感が持てますし、順当に一段階レベルを上げてきた印象を受けます。

ショウナンマクベス(牡2、武市康男厩舎)

8/28(水)札幌・芝(重)4F60.0-3F42.7-1F13.6(馬なり)

岩田康誠騎手を背に札幌芝コースで単走。馬場の真ん中を馬なりでリズム良く進め、洋芝の感触を確かめながら流す軽めの内容。直線序盤でしっかりと手前を替えて脚の回転を速めて脚を伸ばすことが出来ており、力を伝える走りは出来ています。1週前も函館のWコースで5F70.3-1F12.2としまいは良い脚を使えており、洋芝への対応は問題なさそうです。美浦の在厩時から乗り込まれており、乗り込み量も豊富。速い時計は出ていなくとも、好調と判断したい1頭です。