【根岸S予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
フェブラリーステークスの前哨戦「根岸ステークス」が2日、東京競馬場で開催される。各馬が最終追い切りを行い、同レースへ向けた最終調整を終えてきた。今回は、中でも追い切りの評価が高いと判断した馬3頭を紹介したい。
ワイドファラオ(牡4、角居勝彦厩舎)
1/29(水)栗東・坂路(重)4F53.0-3F37.7-2F24.2-1F12.1(強め)
栗東坂路で2頭併せ。僚馬マグナレガーロ(牡5、3勝クラス)と併せクビ差先着した。終始馬体をぴったりと併せて互いに譲らない姿勢。気持ちも入っており、実戦向きの良い内容。ラストもビッシリと追われて2Fでともに12.1秒のハイラップをマークしており、切れ味も良い。1週前は福永騎手を背にCWコースを3頭で併せて追い切り、6F83.8-5F68.1-4F53.1-3F39.1-1F11.8をマークし、先着。併せた2頭とは手応えが違った。好気配。
ダノンフェイス(牡7、大久保龍厩舎)
1/29(水)栗東・坂路(重)4F54.3-3F39.3-2F25.4-1F12.4(馬なり)
栗東坂路で単走。序盤馬なりで入り、徐々にペースを上げていき、鞍上の合図に鋭く反応してラストは1F12.4をマークしてフィニッシュ。軽めの追い切りで時計もそこまで目立ったものではないが、7歳とは思えぬ反応の良さと活気のある走りが見られた。前走でもまだ馬体に余裕があったので、叩き2戦目のここは状態も上がってきてそうだ。
テーオージーニアス(牡5、梅田智之厩舎)
1/29(水)栗東・坂路(重)4F53.9-3F38.3-2F24.2-1F11.8(強め)
栗東坂路で単走。1週前は軽めだったが、最終は時計は文句なしに早く、動きも迫力のあるフットワークで追い出しの反応も良く、非常に好内容の追い切りだった。約2ヵ月ぶりの実戦となるが、放牧でリフレッシュされた効果もあってか十分力を発揮できそうな状態。昨年秋から4戦して全戦で連対を外しておらず、中間も調子に陰りは見られない。充実期にある。