【桜花賞2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

桜の女王を決める一戦「桜花賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ソダシ（牝3、須貝尚介厩舎）

4/7（水）栗東・坂路（良）4F54.5－3F39.1－2F25.4－1F12.5（馬なり）

吉田隼人騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。僚馬マジカルステージを1馬身追走し、内から差を詰めてラスト1Fで並びかけると、力強く伸びて12.5の好時計をマークして半馬身先着しました。1週前も吉田騎手を背に坂路で3頭の併せ馬を行い、ラストは強めに追われて4F52.4－1F11.8をマークし最先着を果たす好内容の追い切りを消化。中間は入念に攻められて坂路で速い時計も数本出しており、順調そのものと言える調整過程になっています。

サトノレイナス（牝3、国枝栄厩舎）

4/7（水）美浦・南W（良）5F68.6－4F53.5－3F39.9－1F13.0（馬なり）

C.ルメール騎手を背に南Wで2頭併せ。僚馬ダイワクンナナを2馬身ほど追走し、内から差を詰めて直線は馬なりながら良い手応えで伸びて併入しました。終始馬なりの調整でしたが、1週前はルメール騎手を背に南Wで3頭併せを行い、5F64.4－1F11.7の好時計をマークし最先着を果たす好内容の追い切りを消化。最終は時計は出さずとも好反応の動きは見せているので、しっかり態勢は整ったとみています。

エリザベスタワー（牝3、高野友和厩舎）

4/7（水）栗東・坂路（良）4F53.4－3F39.1－2F25.5－1F12.5（馬なり）

栗東坂路で単走。序盤は前進気勢を抑えながらの馬なりでしたが、ラスト1Fは強めに追われ、12.5と上々の伸び脚を披露しました。1週前の坂路は余力残しで4F53.5－1F12.5をマーク。前走で効果があったトライアビットを今回も装着し、課題であった口向きの難しさも改善していきている様子です。最終はラストで攻めて馬も良い反応で力強く伸びているので、力は出し切れる状態にありそうです。