【セントライト記念2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
菊花賞トライアルの「セントライト記念」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。
オニャンコポン(牡3、小島茂之厩舎)
9/14(水)美浦・南W(良)6F85.6-5F69.7-4F54.7-3F39.7-1F12.3(馬なり)
美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ルフィアンキックを3馬身追走し、コーナーで内から差を詰めると、直線は馬なりのまま伸びて半馬身先着しました。直線は手綱を引いて意識的に抑えての馬なりでしたが、それでもしまいは12秒3の脚であっさり先着と好内容を追い切りを消化。1週前は菅原明良騎手を背に重馬場の南Wで3頭併せを行い、直線は最内から序盤で一気に前へ出て、6F83.0-1F11.6をマークし2馬身先着しました。最終は抑えてましたが、先週はしまい重点に追われて鋭い反応と切れ味で併走馬を圧倒し、重馬場を苦にしないパワフルな走りを披露しました。時計的にも前走以上ですし、ここは万全の仕上がりと見て間違いないでしょう。
ガイアフォース(牡3、杉山晴紀厩舎)
9/15(木)栗東・坂路(良)4F56.8-3F40.3-2F26.0-1F12.8(馬なり)
松山弘平騎手を背に栗東坂路で単走。終始ピッタリと折り合い、しまいもゆったりしたストライドで加速してゴールしました。鞍上との折り合いとリズムを重視した追い切りを消化しました。最終は輸送も考慮して調整程度でしたが、1週前にしっかり負荷をかけているので問題はなし。その1週前は松山騎手を背に坂路を強めに追われ、4F52.7-1F11.8の好時計をマークして併せ馬に1馬身半先着。全体時計は自己ベスト更新で、ラスト2Fは12秒3、11秒8の好ラップでまとめてあっさり古馬2勝クラス馬に先着と、追い切りで見せたパフォーマンスは過去最高。前走から追い切りでも早い時計を出すようになってきており、引き続き高いレベルで好調をキープ出来ていると見ます。
ショウナンマグマ(牡3、尾関知人厩舎)
9/15(木)美浦・南W(良)5F65.8-4F51.2-3F37.4-1F11.9(馬なり)
美浦の南Wで単走。楽な手応えでコーナーをまわり、直線序盤で手前替えてから一気に伸びて、ラスト1F11秒9の鋭さを見せてゴールしました。馬なりながらも活気あるパワフルなフットワークで駆け上がり、反応も上々。1週前は横山武史騎手を背に南Wで追われ、5F67.2-1F11.7とここでも綺麗な手前替えで伸びて、しまいは11秒7の好時計をマーク。先週は余力を残した馬なりでしたが、最終では前向きさも出して迫力を増してきた印象で、ラストの脚捌きも軽やかでした。馬なりながらも2週連続でしまいは11秒台をマークしていますし、デキに関しては文句なしでしょう。