【サウジアラビアRC予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

出世レースとして知られる2歳のマイル重賞「サウジアラビアRC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

ステラヴェローチェ（牡2、須貝尚介厩舎）

10/7（水）栗東・CW（良）6F82.7－5F66.0－4F51.3－3F37.5－1F12.2（強め）

藤岡康太騎手を背に（レースは横山典弘騎手）栗東CWコースを2頭併せ。2勝クラスの僚馬を追走し、直線では外から馬体をあわせて強めに追われて1馬身先着。相手も強めに追われており、追い比べでは一歩も引かない強気の姿勢を見せた。頭が高いところは少し気になるが、デビュー戦も同様の走りで好走しており、時計自体は早いので問題はないだろう。3ヶ月の休み明けでもしっかりと動けており、万全の態勢にありそうだ。

ダディーズビビッド（牡2、千田輝彦厩舎）

10/7（水）栗東・CW（良）4F51.8－3F38.1－1F12.2（強め）

栗東CWコースを3頭併せ。僚馬フィールドセンス（4勝クラス）、ダノングロッケン（新馬）を先導し、馬なりで大外を回って直線は強めに追われると、鋭く伸びて前者に半馬身、後者に1馬身差先着した。追ってからの反応も良く、綺麗なフォームで伸びて再先着を果たす好内容。前走時の仕上がりも良さそうだったが、引き続き好仕上がり。すでに完成度は高く、不安は少ない1頭だ。

ジャンカズマ（牡2、安田翔伍厩舎）

10/7（水）栗東・CW（良）5F69.2－4F53.6－3F38.9－1F12.2（馬なり）

栗東CWコースを2頭併せ。新馬を先導し、序盤は馬なりで進めて折り合いに専念し、直線は相手を待って追い出すと、リードを保ったまま3馬身先着。前受けの形ではあったが、一杯に追われた相手を楽に突き放し、手応え優勢のままラスト1Fは12.2と鋭く伸びてゴールする好内容。デビュー戦ではクビを横にふる仕草も見られたが、チークピーシズの効果もあってか、軸がブレない安定感のある脚どりで走ることが出来るようになっている。