【東京大賞典2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ
地方のラストG1「東京大賞典」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
フォーエバーヤング(牡3、矢作芳人厩舎)
12/25(水)栗東・CW(良)6F78.5-1F11.5(馬なり)
坂井瑠星騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬レヴォントゥレットと、古馬1勝クラスのシーベックを先行させ、道中は最後方から良いペースで追走。前との差をじわじわと詰めていき、直線は抜群の手応えで内から2頭を交わして最先着でゴールしました。全体時計は自己ベスト更新の好時計で、前半から良いペースで追走しながらもしまいは11秒5と切れ味も抜群。併せた古馬2頭も2馬身近く突き放しており、文句なしの追い切り内容です。心身ともに絶好の状態と見て良さそうです。
ウィルソンテソーロ(牡5、高木登厩舎)
12/25(水)栗東・CW(良)5F69.7-1F12.4(馬なり)
菅原明良騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬オープンで同じく東京大賞典に出走するウシュバテソーロを2馬身先行させ、道中は後ろで折り合いに専念。直線は内に進路を取って並びかけ、ラスト1Fは12秒4をマークして併入しました。JBC、チャンピオンズCと近2戦はいずれも好状態でレースに臨めており、今回は大きな上積みはなくとも引き続き高いレベルで好状態をキープできている印象です。
ラムジェット(牡3、佐々木晶三厩舎)
12/25(水)栗東・CW(良)6F80.4-1F12.0(馬なり)
栗東CWコースで3頭併せ。3歳3勝クラスの僚馬ウエストナウを5馬身半、2歳未勝利のサイモンベローチェを10馬身追走し、長めから最後方で折り合いに専念。前半から良いペースで追走し、3~4コーナーで差を詰めると、直線もスピードを落とすことなくラスト1F12秒0の脚で捉えて併入しました。1週前は三浦皇成騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F80.4-1F11.5の好時計をマークし、併せ馬にも大きく先着。テンからある程度飛ばしていくハードな併せ馬で、中盤もラップが緩まずしまいもしっかりしぶとく伸びてと、申し分ない内容です。絶好の仕上がりと見て良さそうです。