【JRA東京スポーツ杯2歳S予想2024】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ
ホープフルSの重要な前哨戦となる「東京スポーツ杯2歳ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
クロワデュノール(牡2、斉藤崇史厩舎)
11/13(水)栗東・CW(良)6F85.5-5F69.7-4F38.3-1F11.3(馬なり)
北村友一騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。3歳2勝クラスの僚馬フェンダーを先行させ、直線は馬なりのままラスト1F11秒3の脚で内から交わして半馬身先着しました。1週前も北村騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、6F79.6-1F11.5の好時計をマークして自己ベストを大きく更新。全体は80秒を切る好時計で序盤から良いラップを刻みつつも、しまいは11秒台で併せた2頭にもしっかり先着と好内容の追い切りを消化しています。帰厩後も順調に調整を消化してきており、万全の態勢を整えてきています。
レッドキングリー(牡2、木村哲也厩舎)
11/13(水)美浦・W(良)6F83.3-5F67.5-4F52.3-3F37.5-1F11.8(馬なり)
美浦のWコースで3頭併せ。3歳2勝クラスの僚馬マーシャルポイントを後ろに置き、3歳1勝クラスのアトリウムチャペルを先行させて道中は2頭の間で折り合って追走。4コーナーで各馬の間隔が詰まって直線追われると、ラスト1Fは11秒8の脚で伸びて内のマーシャルポイントに1馬身、外のアトリウムチャペルに半馬身先着しました。デビューからの5戦全てで出遅れておりスタートが引き続き課題とはなりますが、エンジンがかかった時の伸びはさすがです。間隔の短いローテーションで臨むかたちとなりますが、既に状態面は高いレベルにありそうというイメージです。
サトノシャイニング(牡2、杉山晴紀厩舎)
11/13(水)栗東・坂路(良)4F52.9-3F37.9-2F24.2-1F11.8(馬なり)
栗東坂路で単走。しまいだけ追われる軽めの内容でしたが、1週前には松山弘平騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F81.3-1F11.4の好時計をマークして先着。しっかりと前走以上の時計をマークし、併せた古馬を圧倒と時計・動きともに好内容の追い切りを消化しています。デビュー戦は口向きの難しさを見せていましたが、レースではスムーズに折り合って立ち回れており、今回も追い切りではしっかりと折り合ってしまいの脚を活かせています。極上の切れ味を発揮する準備は整っていると見て良さそうです。