【福島記念2023予想】福島名物のハンデG3!シルトホルンやバビットなど出走予定馬を考察

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福島競馬の日曜メインは七夕賞と並ぶ福島の伝統の一戦「福島記念」です。福島の芝2000mで行われるハンデ重賞で、ハンデ重賞らしく人気馬が圏外に飛ぶケースも少なくない難解な一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

シルトホルン(牡3、新開幸一厩舎)

前走のオクトーバーS・2着から参戦するシルトホルン。番手の好位からマイペースで逃げた勝ち馬に0秒2差詰め寄っての2着と好内容の競馬。夏のラジオNIKKEI賞でも番手追走から2着に粘れているように、好位で立ち回れるセンスがあり、福島コースでは高いパフォーマンスを見せています。中3週と間隔は詰まっていますが、1週前追い切りではWコースで6F83.7-1F11.7と好時計をマークしており、秋に2戦使われてさらに上昇してきている印象です。

バビット(牡6、浜田多実厩舎)

前走の毎日王冠・10着から巻き返しを狙うバビット。12頭立ての10着と大敗していますが、ウインカーネリアンに速い逃げを展開され、途中でも絡まれてペースが速くなってと、厳しい競馬を強いられた印象。約8ヶ月半ぶり実戦だったことを考えれば仕方なかったとも言える一戦でした。近走は得意の逃げを展開することが出来ていませんが、2020年のセントライト記念のような鮮やかな逃げを展開できれば強い馬。天皇賞・秋、アメリカJCC、毎日王冠とこれまではレベルの高いメンバーを相手にしてきており、メンバーの格が一気に落ちる今回は復活のチャンス十分でしょう。

ウインピクシス(牝4、上原博之厩舎)

前走のクイーンS・2着から参戦するウインピクシス。番手追走からインコースを進み、直線で押し上げていくも最後は外から伸びてきたドゥーラに抜け出されての2着。勝ち馬の切れが勝っただけで、この馬もしぶとく粘っており、底力をむしろ評価したい一戦でした。2000mは約1年ぶりと久々ですが、前走は前半の遅い流れの中でも折り合いがついており、1年前に走った東京2000mの山中湖特別でも3着に好走しており、問題はないでしょう。