【武蔵野ステークス予想2023】砂の王者を目指す強豪が集結!ペリエールやドライスタウトなど出走予定馬を考察

記事「【武蔵野ステークス予想2023】砂の王者を目指す強豪が集結!ペリエールやドライスタウトなど出走予定馬を考察」のサムネイル画像

東京競馬の土曜メインはダートマイルのG3「東京中日スポーツ杯武蔵野S」です。2014年から1着馬にチャンピオンズカップの優先出走権が付与されたことで、出走してくるメンバーのレベルも近年は上がってきた印象があります。今年は一体どんな馬が揃ったのでしょうか?今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ペリエール(牡3、黒岩陽一厩舎)

今年のユニコーンSを快勝し、重賞初制覇を果たしたペリエール。今年初戦のヒヤシンスSを勝利してUAEダービーでも4着、続くユニコーンSでは同世代のライバルたちを3馬身突き放す圧勝。そして前走のグリーンチャンネルCも休み明けで古馬との初対戦を0秒7差の3着と、国内外のダート重賞戦線で安定した成績を残しています。前走は最後の直線で伸びを欠きましたが、不良馬場の特需な条件でした。引き続き4戦3勝と好成績を残している得意の東京コースで、叩き2戦目で状態は上げられている今なら、ここも勝ち負けでしょう。ダート界の新星としても注目したい1頭です。

ドライスタウト(牡4、牧浦充徳厩舎)

前走のテレ玉杯オーバルスプリントを勝って重賞2勝目をあげたドライスタウト。2歳時に無傷3連勝で全日本2歳優駿を優勝した実績馬で、古馬になった今年もフェブラリーS・4着、かきつばた記念・2着、テレ玉杯オーバルスプリント・1着と地力を改めて証明。マイルは現状でやや長そうな印象もうけますが、東京競馬場で3戦2勝と実績を残している点はプラス材料で、4ヶ月半ぶりを使われて上昇ムードにある今なら距離延長もこなしてくれそうです。G1へ再び向かうためにも、ここは勝って賞金を加算しておきたいところでしょう。

ステラヴェローチェ(牡5、須貝尚介厩舎)

ダート初挑戦となる重賞2勝馬のステラヴェローチェ。2020年サウジアラビアRC、2021年神戸新聞杯と芝の重賞を2勝している実績馬が、デビュー13戦目にして初のダート戦に挑みます。約1年7ヶ月ぶりの復帰戦となった前走の富士Sは、好スタートから番手を追走するも、緩みのないペースで息が持たずに7着敗退。今後選択肢の幅を広げる意味でダートへ矛先を向けてきました。適性未知数で評価はし難いところはありますが、3歳時には不良馬場の神戸新聞杯を制しており、パワーはある馬です。ここで結果を出せれば今後が面白くなる1頭です。