【阪神ジャンプS2024】暮れの大一番に向けた障害重賞!テイエムタツマキやオメガリッチマンなど出走予定馬を考察

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今週は障害重賞の「阪神ジャンプステークス」が中京競馬場で開催されます。暮れの大一番に向けて障害界も徐々に動き出してきました。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

テイエムタツマキ(牡6、武英智厩舎)

前走の障害オープンを3番手の好位から上がって差し切ったテイエムタツマキ。道中は狭い苦しいところから抜けてしぶとく粘ってと強い内容でした。2走前のオープンでも好位追走からラストも速い上がりを使って抜け出して快勝と近2戦は高いパフォーマンスを見せています。安定して先行できるようになってきており、ここへ来て走りに調子が出てきた印象。前走は鞍上の田村太雅騎手に約4年3ヶ月ぶりの勝利をプレゼントと人馬の勢いもあり、連勝で重賞Vとなるかに注目です。

オメガリッチマン(牡4、安田翔伍厩舎)

前走の障害オープン・6着から巻き返しを狙うオメガリッチマン。もともと昨年の京成杯で2着に好走するなど芝の中距離路線で活躍していた芝馬でしたが、今年2月に障害へ転身。1・2戦は慣れない飛越とリズムに苦しめられましたが、3戦目の未勝利戦では中団追走から直線で上がり3F最速の脚で進出して1馬身半突き放して快勝と、ようやくレースに慣れてきた印象。前走は鞍上の小阪騎手とのコンタクトもスムーズではなかったようにも見えたので、障害デビュー戦から3戦続けた手綱を握った高田潤騎手とのコンビ復活で臨めるのは好感が持てます。

ネビーイーム(牡6、佐々木晶厩舎)

前走の障害オープン・1着から参戦するネビーイーム。雨の影響で脚抜きの良い馬場となった中、中団でしっかりと脚を溜めて追走し、早めに動いて上がっていって抜け出して快勝と、タフな条件なここを勝ち切ってきたのは馬が強くなってきた証拠でしょう。昨年9月の阪神ジャンプS・3着と障害G3では勝ち負けできるくらいに強い馬で、戦ってきた相手は立派です。どんなコースや条件でも安定してある程度の位置は確保できるので、ここでも前目から最後までしぶとい競馬を展開してくれそうです。