【京王杯2歳S予想2020】2歳王者へ向けた重要な一戦!リフレイムやモントライゼ出走予定馬など出走予定馬を考察

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東京競馬の土曜メインは阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスの前哨戦として位置付けらている「京王杯2歳ステークス」です。2歳世代による最速スプリンター決定戦の位置付けに近い一戦で、年末G1以外にも来春のクラシック戦線や、NHKマイルCへも続く注目の一戦でもあります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。

リフレイム(牝2、黒岩陽一厩舎)

7月に新潟マイルでデビューしたアメリカンファラオ産駒のリフレイム。早々にハナに立って直線では外へ斜行し、外ラチ一杯まで逸走する大きなロスがありながらも力でねじ伏せる強い競馬を披露しました。3か月ぶりで臨んだ前走の1勝クラスでは後方からの競馬を展開し、直線は外から追い込んで後続に5馬身をつける圧勝を果たしました。気性の難しさがあり集中力がカギを握ってそうですが、2戦目ではしっかりと真っ直ぐ走れるようになっており、ポテンシャルの高さからも注目度の高い1頭です。

モントライゼ(牡2、松永幹夫厩舎)

6月に阪神1200mでデビューしたダイワメジャー産駒のモントライゼ。デビュー戦は2着に敗れましたが、続く未勝利戦では先手を取って後続を大きく突き放して快勝する強い競馬でした。前走の小倉2歳Sでは番手から進めて2着に好走。これまでの3戦はいずれも稍重以上の馬場となっており、良馬場は未経験です。時計が速くなった場合どこまでのパフォーマンスを発揮できるかどうか。デビュー戦はまだ荒削りの競馬でしたが、前走は折り合いもしっかり付いており、レースにも慣れてきたここは好勝負が期待できそうです。

リンゴアメ(牝2、菊川正達厩舎)

6月に函館1000mでデビューしたマツリダゴッホ産駒のリンゴアメ。3番手で進めて直線は外へ大きくよれる若さをのぞかせながらも57秒6と好時計で快勝しました。続く函館2歳Sでは単勝10番人気という低評価ではありましたが、道中はフラつきながらも最後の直線はしっかり伸びて快勝し重賞初制覇を果たしました。距離延長した前走は最後もまだ余力があり、さらに1F延長となるここも問題はなさそうです。デビュー戦は物見をしながら、函館2歳Sはフラつきながらとまだ幼さがありますが、まだ底は見せておらず未知の魅力がある1頭です。