【みやこS予想2020】チャンピオンズCの前哨戦!ウェスタールンドやクリンチャーなど出走予定馬を考察
今週からは阪神競馬が開催。開幕週の日曜メインはダート1800mの重賞「みやこステークス」です。チャンピオンズCの前哨戦として行われる重要な位置付けのレースとなっており、秋のダート戦線を占う上で重要な一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。
ウェスタールンド(セ8、佐々木晶厩舎)
2018年のチャンピオンズCで2着に好走しており、度々ダート重賞路線で活躍してきましたが勝ち切るまではいかず歯がゆい競馬が続いていたウェスタールンド。しかし今年4月のアンタレスSを制し悲願の重賞初制覇を果たしました。前走のエルムSでも2着に好走しており大きく崩れることは少なく、重賞初制覇を果たした阪神の1800mに戻るここも勝ち負けになるでしょう。昨年は京都で開催されたみやこSで3着に好走しており、阪神開催となるここで雪辱を果たせるか注目です。
クリンチャー(牡6、宮本博厩舎)
2018年の京都記念を勝利するもその後芝路線で凡走が続き、今年からダートへ転身したクリンチャー。マーチS・2着、アンタレスS・3着とダート重賞路線で連続好走しており、ダート適性の高さを示しました。前走の太秦Sでは1番人気で4着に敗れ、ダート転向後初めて馬券圏内を外しましたが、58kgを背負いながら大外を回って0秒4差の4着と、決して悲観する内容ではありませんでした。斤量57kgでダートでは3着内を外したことがない阪神の1800mなら巻き返しは十分可能でしょう。
エアアルマス(牡5、池添学厩舎)
昨年夏にダート路線へ転身したエアアルマス。3連勝と波に乗って臨んだ武蔵野Sでは1番人気に推されるも11着に大敗。久しぶりの左回りでペースも流れて脚も溜めることができず、同馬向きの展開ではありませんでした。今年初戦の東海Sでは先行馬を見ながら好位から進めて直線で抜け出し快勝し、惨敗から巻き返し重賞初制覇を果たしました。改めて力のあることを証明しましたが、その後に右前脚の骨折が判明し、今回は9カ月ぶりの実戦になります。久々ということで体調面がカギとなりそうです。