【小倉大賞典2021予想】小倉の名物ハンデG3！ボッケリーニやカデナなど出走予定馬を考察

今週は小倉の名物ハンデ重賞「小倉大賞典」が開催です。スターホースの参戦は少ないですが、例年混戦模様で予想のし甲斐があるレースです。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

ボッケリーニ（牡5、池江泰寿厩舎）

昨年12月の中日新聞杯を制し、重賞初制覇を果たしたボッケリーニ。全兄にG1・2勝のラブリーデイを持つ良血馬です。小倉の1800mは2戦して1勝、2着1回で連対率は100%と好成績です。キャリア全12戦中9戦が馬券圏内ともともと安定感のある馬で、前走の中日新聞杯では上がり最速33秒5の鋭い脚を披露しており、ラストは必ず伸びてくる末脚は魅力です。ようやくの本格化と重賞初制覇の勢いがある今なら、重賞連勝もありそうです。

カデナ（牡7、中竹和也厩舎）

昨年の小倉大賞典の覇者・カデナは連覇を狙って今年も参戦。前走の中山金杯は11着に大敗しましたが、58kgのハンデとスローペースが堪えたかたちで、昨年も中山金杯11着から巻き返して勝利をあげているので、そこまで悲観する必要はなさそうです。小倉記念・2着の実績もある小倉巧者で、大阪杯・4着や毎日王冠・4着といったように大きなところでも好走できる能力の高さがあります。このメンバーなら地力上位は明らかでしょう。

フェアリーポルカ（牝5、西村真幸厩舎）

昨年は中山牝馬S、福島牝馬Sと1800mの重賞を連勝したフェアリーポルカ。福島牝馬Sを制した後は凡走が続きましたが、前走のターコイズSでは初マイルと斤量を背負った中で3着に好走し、復調気配を感じるレース内容を見せました。小倉の実績は昨年の愛知杯・4着のみですが、小回りコースやローカルコースは得意な馬で、ハンデが軽くなり距離も伸びるここは条件好転となりそうです。