【小倉サマージャンプ予想2020】真夏の障害重賞!スプリングボックスやハルキストンなど出走予定馬を考察
小倉競馬の土曜の重賞は「小倉サマージャンプ」です。ダートコースの内側にある障害コース及び襷コースを使用して行われるレースです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみましたので、各馬を考察してみたいと思います。
スプリングボックス(牡6、寺島良厩舎)
芝でデビューし、ダートへ転身。しかしいずれの路線でも結果を残すことができず、昨年秋に障害へ転身。初戦と2戦目の障害オープンを快勝し、障害路線で花開いたスプリングボックス。今年は重賞初挑戦となった京都ハイジャンプに出走するも、飛越着地時につまずき、競走を中止。前走の東京ジャンプSで重賞に再挑戦し、4着に好走しました。好位から進めた馬の中では最上位となっており、このメンバーなら上位必至か。
ハルキストン(牡5、浅見秀一厩舎)
今年は阪神スプリングJで8着、東京ジャンプS・9着、前走の新潟ジャンプSで11着と障害重賞路線で結果を残せていないハルキストン。ただ、これまでオープンで4勝しているように実績は上位。今年唯一の1勝となった春麗ジャンプSは5馬身差で快勝しており、今回出走するスプリングボックスにも5馬身差を付けて快勝しています。型にハマればその強さは、今回のメンバーの中でも上位と言えるでしょう。
ブレイクスピアー(牡5、長谷川浩厩舎)
昨年秋に初重賞の京都ジャンプSに出走し、6着に敗れたブレイクスピアー。今年初戦の障害オープンでも9着に敗れたが、2走前のオープンではこれまでの後方待機の競馬とは打って変わって積極的にハナを奪っていき、常に大きなリードを保ち、直線ではさらに後続を突き放し、最終的には2着馬に5.6秒もの大差を付けて快勝しました。逃げて能力が開花した可能性があり、前走の内容からもマイペースで逃げれば重賞のここでも十分通用しそうな気配です。