【京都ハイジャンプ予想2021】技量が問われる難度の高い一戦!トラストやスマートアペックスなど出走予定馬を考察
中京の土曜8Rは障害G2「京都ハイジャンプ」が開催です。例年京都の障害3930mで行われるレースですが、今年は京都競馬場の改修工事の影響で中京の障害3900m。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。
トラスト(牡7、長谷川浩厩舎)
昨年の阪神スプリングJ・3着のトラスト。今年は初戦のペガサスJSを逃げて2着に好走。障害レースは8戦中7戦が上がり最速をマークしており、前目で競馬をしながら速い上がりが使える有力馬です。休み明けで2着は好内容で、叩き2戦目となるここは好勝負が期待できそうです。障害重賞は未だ未勝利ですが、今回のメンバーが相手なら十分チャンスはありそうです。
スマートアペックス(牡4、浅見秀一厩舎)
今年の阪神スプリングJ・2着のスマートアペックス。続く中山グランドジャンプでも4着に好走しており、王者オジュウチョウサンにも先着。1周目のスタンド前でハナを奪うも、向正面でタガノエスプレッソにハナを譲り、最後の直線は内ラチ沿いを粘れず4着という内容でした。果敢に攻める姿勢を毎回見せてくれる馬で、前走も自ら勝ちに行く競馬を見せての4着と好内容の競馬でした。見せ場は見せており、まずは重賞初制覇を果たしたいところです。
マサハヤドリーム(セ9、今野貞一厩舎)
これまで障害レースは11戦して8戦が馬券圏内と安定しているマサハヤドリーム。前走のペガサスJSでも番手から進めて3着に好走しており、8歳から障害転身ながらも好成績を残しています。勝負所で仕掛けてトラストの前に出るなど見せ場は作れており、一流相手に闘えることは証明済み。ここへ来てようやくの初障害重賞戦となりますが、好勝負が期待できそうです。