【東京ハイジャンプ予想2021】暮れの大一番へ繋がる重要な一戦！アサクサゲンキやオジュウチョウサンなど出走予定馬を考察

今週日曜は東京競馬場で障害G2の「東京ハイジャンプ」が開催。暮れの大一番・中山大障害の前哨戦として実績馬が多く集結するレースです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので、各馬を考察していきたいと思います。

アサクサゲンキ（セ6、音無秀孝厩舎）

前走の小倉サマージャンプを制し、障害重賞2勝目を果たしたアサクサゲンキ。現在3連勝中と好調で、前走も好位から早め先頭に立ち後続を振り切っての優勝と強い勝ちっぷりでした。前向きな気性と抜け出してから遊ぶ癖がある馬なので、最終障害飛越後の直線の距離は小倉より延びるだけに、抜け出すタイミングがカギとなりそうです。3連勝と本格化の兆しを見せている今なら、王者オジュウチョウサンが相手でも不足はありません。

オジュウチョウサン（牡10、和田正一厩舎）

今年初戦の中山グランドジャンプは5着に敗れたオジュウチョウサン。その後左第1指骨の剥離骨折が判明し、手術を経て怪我明けの一戦となります。近走は少し飛越や後半の脚に衰えを感じざるを得ないレースぶりで、さすがの王者も今年10歳ということで扱いは慎重になる必要がありそうです。とは言え、春に王座を譲ったメイショウダッサイが故障で戦線離脱したことで、王者復権の可能性も高くなってきました。

ヒロシゲセブン（牡6、北出成人厩舎）

前走の東京ジャンプS・4着のヒロシゲセブン。後方からの競馬を向正面から早めに動いて4着という内容で、最後は脚が上がってしまった印象です。昨秋の東京ハイジャンプでは勝ち馬のメイショウダッサイに食い下がって2着に好走しており、続く同条件のオープン・秋陽ジャンプSも快勝と、東京コースはベスト舞台。主戦の高田騎手の休業で白浜騎手が代打騎乗となりますが、引き続き得意の東京コースなら今回も上位争いが期待されます。