【端午S予想2019】和田騎手、初騎乗でクセ馬を乗りこなせるか?

今週は香港でクイーンエリザベス2世カップ、チェアマンズスプリントプライズが開催されるため平成最後の天皇賞(春)は“平成の盾男”武豊騎手不在のまま開催となります。もしも天皇賞へ参戦していたらどのような勢力図になっていたであろうかも気になるところですが、武豊騎手不在の余波が3歳馬にも及んでいるようです。

デビュー戦で圧勝した北村友一騎手も「乗り難しい」と評するタイミングナウが日曜京都の準メインレース、端午ステークスに出走します。2戦目以降は武豊騎手が騎乗し、武豊TVでも取り上げられていますが、そこでも素質はあるものの北村騎手同様難しさを感じている旨のコメントを出されています。そこではモタれる癖があるから左回りを求めて中京に出走しているとも語っていましたが、今回はデビュー戦ぶりに右回りコースへと参戦しました。

そんな両騎手ともに難しさを認めるタイミングナウへ初騎乗となるのが和田竜二騎手です。昨年の端午Sでは6番人気バイラを追い込みで見事勝利させており、今回も伏兵扱いとなるタイミングナウでどのような騎乗になるか注目です。

モタれる癖が短期間で劇的に改善されるとも考えにくいですが、オープンクラスの右回りをこなせれば先々の展望はだいぶ明るくなってくるでしょう。

特に気性の荒さで有名なラニの鞍上も知っている武豊騎手曰くタピット産駒は総じて乗り難しいものの、素質のある馬も多いとのこと。人気を背負うと不安はありますが、伏兵の今回は馬券妙味から狙い目でもあるのではないでしょうか。