【ジューンS予想2021】ワンダーコノシュア、上積み見込めるクラス2戦目で逃げ切りなるか

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ここ2年の勝ち馬にジナンボー、サンレイポケットと後に重賞戦線で人気を背負うことになる馬たちが並ぶ、ステップレースとして飛躍のきっかけとなっているレースが、今週土曜東京のメインレースに組まれている3勝クラスの特別戦・ジューンステークスです。

フルゲート18頭に登録11頭とやや少ない頭数での競馬となりそうですが、このクラスで掲示板を確保している馬たちの参戦が多く、混戦模様となっています。

そんな今回、展開面を考慮して狙ってみたいのが、ブラックタイド産駒のワンダーコノシュアです。美浦・斉藤誠厩舎の管理馬で、今回も木幡巧也騎手が騎乗予定となっています。

人気を背負いそうなアンティシペイト、シルヴァーソニック、メロディーレーンあたりが控える競馬で結果を出しているだけに、馬券は前で競馬できる馬から狙ってみたいところで、逃げで結果を残しているワンダーコノシュアはこの頭数、かつ生粋の逃げ馬がほかに登録していない点からも狙い目といえそうです。

東京コースはこれまで2戦して着外2回と結果はでていないものの、中3週の競馬では【1-1-0-3】とまずまずの戦績をこれまで残しており、前走の緑風Sでも9番人気の低評価ながら逃げて5着に粘っており、このクラス2戦目となる今回はさらなる上積みも狙えます。

上がり馬からはハービンジャー産駒のコトブキジャスティスが長距離適性と勢いからも怖い1頭といえますが、後方待機から末脚勝負が信条の馬ということもあり、ワンダーコノシュアにとっては自分の競馬に徹して後はどこまで粘れるか、といったシンプルな戦略で挑めそうなだけに、騎乗する木幡騎手としても競馬がしやすいのではないでしょうか。