【カペラS予想2016】中山ダートの申し子キタサンミカヅキに初重賞の大チャンス到来!
中山1200mダートで行われる第9回カペラステークス。例年多頭数になるレースで過去8回の出走頭数はいずれも15頭以上でうちフルゲート16頭となった年が5年もあります。またレースとしても魅力いっぱいの見所たっぷりで、人気薄の逃げ切りがあると思えば、ほぼ最後方から追い込んできた馬同士で決まるなど、ペースや馬場で展開ががらっと変わることもあったりします。
今年は頭数はフルゲート16頭と例年通り頭数が揃ったのに加え、地方馬が4頭出走し、地方馬以外では前走勝っている馬は1頭もいないという予想する上でも大変難解なレースとなっています。
そんな大混戦、難解な今年のカペラステークスで狙いたい馬はキタサンミカヅキです。キタサンミカヅキは、『キタサン』という冠名からわかるように、今年のジャパンカップを勝ったキタサンブラックと同じ北島三郎さんがオーナーの馬です。キタサンブラックが芝のGⅠ馬なのに対してキタサンミカヅキは、これまで36戦して35戦がダートと言う典型的なダート路線を歩んできました。
近走不振ながら中山適性抜群
キタサンミカヅキは、とにかく中山競馬が得意で経験も豊富です。これまで中山競馬場で15戦していて、そのうち4勝、2着が7回、3着が2回と勝率26.7%、3着内率は実に86.7%と中山競馬の申し子と言えるだけの経験と結果を残しています。
もちろん今回出走する16頭の中でも飛びぬけた中山実績の持ち主なのですが、ここ2走が10着、12着と大敗続きで、さらに出走馬の中でも過去2戦連続二けた着順というはキタサンミカヅキただ一頭というほど良くない結果に終わっています。そのため人気もかなり落ちてくるでしょう。
しかし、そこが逆に穴的にもねらい目ですし、キタサンミカヅキ自身にとっても一番得意な条件なのですからここで初重賞!と思っているに違いないのです。人気が落ちれば落ちるほど気楽にも乗れるわけですから、その点も有利に働くことでしょう。今年の『キタサン』はキタサンブラックの勢いもあるでしょうから、その後押しもあるかもしれません。
という訳で2016年カペラステークスは、中山ダートの申し子キタサンミカヅキが初重賞の大チャンス到来!と言ってもいいでしょう。