【高松宮記念2021予想】今週も前有利か？“行き脚”のあるあの馬に注目！

久しぶりのG1ということで、ハイレベルなメンバーが揃った高松宮記念。今年は中京の開催日程からして変則的なので馬場がどうなるのか分からないのと、週末は雨の予報も出ているので、今年は例年以上に馬場の読みが難しくなっている印象です。

最終的な予想は土曜日とレース当日の馬場傾向をしっかりチェックしてからになると思いますが、現時点での最有力候補を挙げるならレシステンシアでしょう。

逃げ馬候補の1頭ではありますが、逃げに拘る馬というわけでもないのでモズスーパーフレアの後ろにつけて番手差しという展開でも問題ないでしょう。また、重馬場でも走れる強みもあり、前に行かないと厳しかった先週の馬場を見ても条件はマッチしていると感じます。

急遽鞍上がテン乗りの浜中騎手へ変更となった点は気がかりではありますが、重馬場適性の高さ、確かな先行力、2kg斤量の軽い牝馬と馬自身は条件的に十分勝ち負けできる材料が揃っています。ということで本命はレシステンシアです。

次に対抗ですが、有力視しているのは前哨戦のシルクロードSで2着に好走したライトオンキューです。

G1で通用するかどうかが最大の疑問だと思いますが、前走は休み明けで斤量57.5kgを背負う中、ロスの少ない競馬を展開し、直線ではインを突き、ラウダシオンの猛追をしのいでの2着は十分強い内容です。勝ったシヴァージの回避も決定しており、ここはG1を獲る最大のチャンスと言って良いでしょう。

中京コースの適性が高く、行き脚も良く、道悪もこなせるパワーがあり、今の中京で好走できる条件が揃っていると感じます。ここへ来て主戦の古川騎手から横山典弘騎手へ乗り替わる点については賛否両論ありそうですが、行き脚のある馬でただ回ってくる“ポツン騎乗”をする可能性は低いと思いますし、勝負度合いの高そうなここは色気を持って乗ってくるのではないでしょうか。

ある程度妙味のある馬になりそうと予想していましたが、各メディアや予想紙の前評判は予想以上に高め。穴人気しそうな気配が漂ってはいますが、条件的に注目せざるを得ない1頭ということで、有力な対抗馬として注目したいと思います。

ということで今年の高松宮記念は、本命レシステンシア、対抗ライトオンキューという予想で勝負したいと思います。