【オールカマー2024予想】中山巧者レーベンスティール、57kgなら確勝級か?

春に実績を積んだ実績馬と夏の上がり馬が激突する注目のG2「オールカマー」がいよいよ開催だ。

主役は前走のエプソムC・1着から参戦するレーベンスティールだ。

昨年のセントライト記念では中団前から追走し、直線は上がり3F33秒9の脚で豪快に伸びて快勝。外から皐月賞馬のソールオリエンスを突き放した勝ちっぷりは圧巻であったが、その後は香港ヴァーズ・8着、新潟大賞典・11着といずれも1番人気の期待を大きく裏切る結果で連敗。

復権を狙った前走のエプソムCは59kgの斤量を背負った1番人気と買い難い条件だったが、好位追走から道中は落ち着いて脚を溜め、直線は上がり3F33秒7の脚で2馬身突き放して圧勝と、強い勝ちっぷりで見事な復活Vを達成した。

中山コースは約1年ぶりと久々だが、同じ舞台で行われたG2のセントライト記念を快勝しており、コース成績は3戦して【2-1-0-0】と好成績だ。不良馬場で行われた中山1800mの1勝クラスも2着に好走しており、道悪も問題なし。さらに今回斤量は57kgと前走から2kg減のアドバンテージあり。59kgを背負って前走の切れ味が出せるなら、大幅にパフォーマンスも上がってくるはずだ。

1週前の追い切りではウッドで5F65.5-1F11.5と時計も出しており、好調ぶりをアピール。鞍上も前走に続きC.ルメール騎手を確保ということで、鞍上の信頼度も申し分なし。

斤量2kg減、中山巧者で道悪適性も十分、好調もしっかりキープできているここは崩れる姿は想像しにくい。