【シンザン記念2025予想】1枠1番マイネルチケット、内前有利な馬場活かせる
土日の中京で行われた芝レースは10レース。馬券圏内に入った30頭中、1~3枠の内に入っていた馬は12頭もいた。そろそろ内も荒れてきたかのように思えた冬の中京だが、まだまだ内が有利な傾向が見られる。
中京マイルはスタートしてから比較的すぐに2コーナーに差し掛かるため、ロスなく本線に合流できる内枠が有利に働きやすいコース形態だ。前残りの傾向も見られ、やはり内枠に入った先行馬は注視しておきたいところ。
今年のメンバーの中では最内1枠1番に入った先行馬のマイネルチケットが該当する。前走の京王杯2歳Sでは好スタートから前目につけ、直線で前の馬を捕まえてそのまま粘り込んで2着に好走した。3走前で勝った未勝利戦は今回と同じ中京のマイルが舞台で最内1枠1番からのスタートだったが、インから外へ切り返しの不利がありながら快勝しており、同条件での勝利実績がある。
少々掛かり癖がある馬でもあるので絶対的な信頼をおけるかどうかは疑問だが、他の馬も折り合い難の馬が多く、相対的に見ると評価を下げる必要もなさそうに思える。内前有利バイアスが効いている今の中京で絶好の最内枠を引けており、ポジションが取れるこの馬に展開が向きそうな気配十分。先行してしっかり残せる力がある同馬なら、この条件をしっかりと活かして結果を出してくれると見て、有力視したい。