【京都大賞典2022予想】大敗後には絶対100%好走!激走期待の穴馬はこの馬だ
東京で行われる毎日王冠と並び、秋のG1古馬中長距離路線を目指す実績馬が集結するレース「京都大賞典」が開催です。ここを叩いて秋の天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念と王道に進んでいく馬がこれまでにも何頭も出走しています。
今年はG1馬不在の混戦模様。そんな中で注目しているのは、オルフェーブル産駒のディアマンミノルです。
ディアマンミノルに騎乗する荻野極騎手は、先週のG1スプリンターズSで初のG1制覇を果たし、勢いは十分。さらに注目したいのが、この馬は大敗後に好走する馬であるということ。これまで26戦して5勝、重賞実績はG2・4着が昨年の京都大賞典を含めて3度と、重賞で善戦はするもいまだ未勝利という状況です。
昨年のこのレース4着時はG1・2頭とG1・2着の実績馬が3着まで独占した中での決着。能力的には重賞馬に遜色のない競馬はできていますので、あと何かしらのひと押しがあれば、というところでしょう。そのあと一押しとなりそうなのが、大敗後に絶対好走しているという傾向なのです。
ディアマンミノルはこれまで二桁着順となったのが7回。ただ、二桁着順の次走の結果を見ますと、3着、3着、1着、4着、5着、1着と、2勝、3着2回、それ以外の2回の負けも掲示板に載る好走をしています。そして今回、前走新潟記念が13着と二桁着順で大敗していますので、パターン的には今回は必ず好走する番です。さらに、二桁着順の後に2回勝っているのはいずれも荻野極騎手が騎乗してのもの。G1を勝った勢いのあるジョッキーとなれば心強さも十分。お膳立ては揃っています。
この馬は阪神コースが得意な馬ですし、阪神開催となった昨年の同レースもほぼ最後方から大外ぶん回して上がり最速4着。メンバーレベルが昨年以下となる今年は勝機十分。大敗後の激走はオカルト的なファクターに期待するかたちになりますが、これまでの同馬の好走パターンにはマッチしている一戦ということで、今回は有力視して損はないと感じます。
ということで今年の京都大賞典は、ディアマンミノルが得意な阪神コースでG1ジョッキーとなった荻野騎手の勢いを借りて好走してくれることに期待したいと思います。