【京都金杯2023予想】新春を飾る名物マイル重賞!牝馬三冠完走のプレサージュリフトが勇躍なるか?
中京開催が続く関西圏の競馬ですが、新年の開幕戦となるのが61回目を迎える「京都金杯」です。注目を集めそうなのが明け4歳となるオニャンコポンの参戦です。
3歳時は芝2000m戦中心のローテーションが組まれ京成杯も勝利しており、関東馬ということもあって中山金杯出走が妥当に感じますが、皐月賞、ダービーと敗退後は徐々に距離を短縮してきており、今回はデビュー以来初めてとなるマイル戦に登録してきました。主戦の菅原騎手も遠征してコンビ継続となるだけに、結果が欲しいところではないでしょうか。
ハンデ戦だけにどの馬からも馬券検討に入れそうなメンバー構成ですが、イクイノックスの有馬記念勝利で勢いのある美浦・木村厩舎が牡馬相手にぶつけるプレサージュリフトに今回は注目してみました。
ハービンジャー産駒で、昨年2月にクイーンカップを制して以降は精彩を欠いていますが、イーガン騎手との新コンビで新たな一面が見られる可能性もあり、牝馬3冠レース完走後に初の古馬相手と、仕上がり具合は気になるものの面白い1頭ではないでしょうか。
前走の秋華賞は9着に敗れましたが、終いの脚もそれほど切れている感じではなく、距離が長すぎた印象を受けました。とは言え、オークスでは前目からの競馬で持続力を生かし、ゴール前少し甘くなっての5着。ポジションさえしっかり取れれば2000mあたりはこなせそうな気配はありましたが、前走は力を出しきれず。さらにマイルまで短縮される今回なら、しっかり力を発揮できるのではないでしょうか。
2か月半の休み明け、さらに中京競馬場も初参戦と初物尽くしの一戦となりますが、実績を考えればG3なら勝ち負けが狙えそうなだけに穴馬として推奨したいですね。