JRAクイーンC(2022)の穴馬は持続力のあるアノ馬!
上級条件では、中間ラップも緩まないタフなレースになりがちな東京のマイル戦。クイーンCも、2歳牝馬の番組にスプリント戦が多いことから、前傾ラップになりがちな一戦です。
となれば狙いたいのは、前走のフェアリーS・2着のスターズオンアースです。前走は好スタートから先頭に立つ勢いでしたが、脚を溜めるため好位5番手の内で脚を温存。直線は内へモタれる場面がありながら、持続力問われる中でクビ差の2着に好走しました。
経験の少ない馬が多い中で着実に実績と成長を積み上げており、ここは地力上位。小回りの中山から広い東京コースへ替わる点も好材料ですし、左回りへ替わることで右へ寄れる不安も軽減されるでしょう。ある程度脚を溜めてある程度まっすぐ走ってくれさえすれば、ここは問題なく勝ち切ってくれると予想します。
続いて相手ですが、今回は持続力重視ということで持続力がありそうな穴馬を狙ってみたいと思います。前走の赤松賞・4着のモカフラワーです。
東京1800mのデビュー戦はゴール直前のタイミングで何故か手前替えをしながらも、好位から突き抜けて快勝。続く赤松賞は9頭立ての4着でしたが、好メンバーを相手に出遅れて仕掛けも遅れてという展開の中、3着のスターズオンアースにクビ差迫っての4着なら悲観する必要はありません。ゴール板を過ぎてからも勢いがあったので、追い出しや位置取り次第ではさらに上の順位だった可能性が高いと見ています。
東京のみで使われて前走マイルを経験している点も好材料で、長く脚が使えて33秒台前半の脚も繰り出せるのは十分な強みと言って良いでしょう。初戦で退けた馬は連勝でジュニアCを快勝していますし、前走の4着も位置取りや仕掛けの差。高いポテンシャルを持っていてもおかしくなさそうな1頭で、ここでようやく本領発揮できそうです。
ということで今年のクイーンCは、本命スターズオンアース、穴馬にはモカフラワーを絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。