【チューリップ賞2021予想】過小評価されている美味しい穴馬とは?
阪神JF・3着のユーバーレーベンが回避となり、阪神JFの上位3頭が不在となった今年のチューリップ賞。重賞2勝の実績が光るメイケイエール以外は1勝クラスとなっており、重要トライアルというよりは今年は敗者復活戦的な意味合いが強そうです。
重賞2勝で阪神JF・4着のメイケイエールが実績的には抜けていますが、マイルは少々長すぎる印象が強いのと、本番へ向けた試走的な使い方をする可能性もあるので、信頼度はそこまで高くないと個人的には考えています。ということでメイケイエールは思い切って消したいと思います。
今回最有力視したいのは外国産馬エリザベスタワーです。
阪神マイルで行われた新馬戦はノーステッキで上がり最速33秒6の鋭い脚を繰り出し差し切り勝ちと、高いパフォーマンスで注目を集めました。
前走のエルフィンSは、出遅れや口向きの悪さなど若さが出てしまい9着に大敗。致命傷となった出遅れに加え、展開も超スローペースで折り合いを欠き、直線では詰まる不利もありと自分の競馬が全く出来ませんでした。末脚は確かなモノを持っており、阪神外回りに戻るここは巻き返してくる可能性十分と見ます。
前走は人気を裏切りましたが、能力自体は高いと見ていますので今回はエリザベスタワーを本命視したいと思います。
相手に関しては取捨が難しく、広めに流す予定です。その中でも今回は、穴馬として注目している1頭を紹介したいと思います。
その馬はノヴェリスト産駒期待の星タイニーロマンスです。
2走前のフェアリーSは6着に敗れましたが、好スタートから捲ってきた相手に抵抗し、ペースアップに付き合ったにも関わらず結局控えてと、最悪の展開での6着は健闘したと言えるでしょう。
前走の春菜賞は2着と勝ちきれませんでしたが、勝ち馬はルメール騎手が重賞級と話した馬で相手が強すぎただけ。この馬自体は強い競馬をしています。
新馬戦を見ますと、18頭立ての大外枠からすんなり先行し、終始スムーズな流れで直線へ向くと最後までしぶとい走りという印象で着差以上の完勝でした。新馬戦の内容は強いので能力自体は高そうですし、近2戦も負けて強しの内容でしたので、今回のメンバーが相手ならここでも十分好勝負は可能であると感じます。前へ行って粘り込む力がありますし、雨の影響で馬場が重たくなれば、パワーのある同馬にとっては更に好材料となりそうです。
ということで今年のチューリップ賞は、本命エリザベスタワー、穴馬にはタイニーロマンスを絶対に抑えておくという馬券で勝負したいと思います。