JRAヴィクトリアマイルの穴馬は逃げ馬候補のあの馬!

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先日公開したデータと傾向の記事でもお伝えしましたが、ヴィクトリアマイルは1番人気が勝ちきれないレースです。過去10年で2勝、2着3回。勝率は20%と信頼度は低めです。

昨年は単勝オッズ1.4倍の断然1番人気アーモンドアイが優勝し、7年ぶりに1番人気が勝利しましたが、連覇を狙ったブエナビスタやリベンジを狙ったミッキークイーンなど単勝1倍台に推された人気馬が敗れたケースも過去には少なくありません。

G1史上最高配当となる2070万馬券が飛び出す波乱傾向の強いレースということもあり、アーモンドアイのようなよっぽどの確勝級が出てこない限り、1番人気はアタマでは信頼しないというのが個人的には同レースを予想する上での鉄則でしたが、今年の1番人気は昨年のアーモンドアイに匹敵するほど信頼度が高そうな1頭です。

今年の1番人気の最有力候補はG1・4勝の実績が光るグランアレグリアです。

昨年の安田記念ではアーモンドアイをおさえて快勝、スプリンターズSではゴール前で豪快に突き抜けて快勝しマイルに続いてスプリント界も制圧した女傑です。今回出走メンバーのレベルを考えると、昨年のアーモンドアイに匹敵するほどの断然人気に推される可能性が高そうです。

前走の大阪杯は4着に敗れましたが、初の2000mで馬場も道悪で末脚が生かせませんでした。安田記念やサウジアラビアRCを制した得意の東京マイルに舞台が戻る点は好材料ですし、牝馬限定ということで今回の相手はこれまで戦ってきた相手よりも数段レベルが落ちます。

条件好転は明白ですし、単純な力関係を見てもグランアレグリアは確勝級と言って良いでしょう。ということで本命はグランアレグリアです。

問題は相手ですが、今回は波乱傾向が強めのG1ということでオススメの穴馬を1頭紹介したいと思います。その馬は前走福島牝馬Sを勝ったディアンドルです。

前走は新潟1800mで行われた福島牝馬Sを逃げて快勝。2走前の小倉大賞典は番手から進め、抜け出して粘って3着と近2戦は好内容です。前走の福島牝馬Sはタフな新潟1800mをスローペースで逃げ、直線は並ばれるも差し返して快勝と持続力の高さを示しました。

逃げ馬候補の1頭となりますが、今回は同型が多いので、ハナはテンの速さで勝る馬に行かせそうです。それでも好位から進めて4コーナーでペースアップという競馬ができれば十分見せ場は作れそうです。また、しぶとく粘って差し返す競馬も出来るので、楽逃げできたらできたで面白くなりそうです。

ということで今年のヴィクトリアマイルは本命グランアレグリア、穴馬にはディアンドルを絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。