【中京記念】ダークホース登場?ゴールドベルが勝利の鐘を鳴らす?

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7/26(日)は中京競馬場で第63回中京記念(G3・中京芝1600m)が開催される。
中京記念は3年前の'12年に開催時期が3月から7月に移り、距離も2000mから1600mへと変わった。以前より波乱の多いレースとして競馬ファンの間で有名だった同レースは条件が変わったあとも波乱が絶えない。'12年は3連単配当が23万円、'13年は36万円、昨年'14年は42万円と3年連続で2ケタ人気の馬が馬券に絡み波乱が起きている。今年の中京記念も穴をあけそうな不気味な馬が1頭いる。

ゴールドベルだ。

ゴールドベルは今年6歳になったステイゴールド産駒だ。デビューしてからの成績は29戦5勝。5勝のうち3勝は中京の舞台で勝利している。3勝とも全て中京コースが改修された'12年以降に勝利しており、普段の凡走の多さから中京コースの適性は高いと言えるだろう。前走は豊明S(1600万下・中京芝1400m)を差し切って勝利しており、大外をまわって後方一気で突き抜けた前走の内容は評価したい。

ゴールドベルはこれまで準オープン戦を主戦場としており、重賞戦は今回の中京記念が実は始めてだ。メンバーの格は上がるが今回出走するメンバーもほとんどが条件戦や準オープンを主戦場として戦ってきた馬ばかりである。能力的にはそこまで大きな差は無いと見て良い。

これまで条件・準オープンと地道に進めてきており、一時は勝てずに頭打ちになったがそこから今日のここまでよく頑張ってきた馬である。夏になると好走する典型的な夏馬でもあり、前走を見る限りでは今年の夏も好調のようだ。初の重賞挑戦となるが、いきなり重賞ウィナーに輝くということも十分にあり得るだろう。2戦連続で中京へ送り出してきたということは陣営もここは本気で狙いに来ている。
レースは蓋を開けてみないとわからないし、だからこそレースは面白い。優勝候補が当たり前のようには勝てないのが競馬の面白さであり醍醐味である。この中京記念ではダークホース・ゴールドベルにぜひともレースを面白くしてもらいたい。