【新潟記念2022予想】ディアマンミノル、善戦止まりに終止符を!

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新潟競馬の最終週を飾る重賞は古馬ハンデG3「新潟記念」です。最終週の馬場で日本一長い直線を駆け上がるタフなレースということで、例年最後は馬場全体に広がった差し比べが繰り広げられています。過去10年を見てみても、3着以内に入った馬の中で4角10番手以下だった馬が30頭中15頭もおり、差し・追い込み馬向きの傾向が多いレースです。

その傾向から注目したいのはオルフェーブル産駒の5歳牡馬ディアマンミノルです。ディアマンミノルは追い込み馬タイプで過去10年のデータからも位置取り的には3着以内に入る候補としては適しています。加えてこの馬は相手が強くても常に良い脚で上位に来る安定感があります。

安定感の高さは魅力ですがワンパンチ足りず、僅差で敗れることが多い馬でもあります。例えば、昨年秋のG2京都大賞典は11番人気で4着と好走しますが、G1クラスの馬が出走するメンバー中、11番人気ながらも上り最速で4着に追い込んできました。スローペースだったこともあるでしょうが、あと一歩で馬券圏内が見えていたレースでした。

前走の目黒記念も同じで10番人気で上り最速でハナ差の4着でした。勢いも何もかも上位馬以上でしたが、やはりスローの中、馬券圏内に入れず、あと少し足りていません。こういう馬は見せ場は作るものの、なかなか馬券圏内に入れず、ほんと何戦もしてやっと一回、下手すると引退までに一度あるかないかで、馬券圏内に入るくらいだったりするものです。

そんな馬が、今回日本一直線の長い新潟競馬場外回りを初めて走ります。この長い直線というのがポイントで、同馬にとっては掴みきれなかったラインに届くくらい直線には余裕があるということ。過去のデータも追い込み馬に有利なデータがある今回こそディアマンミノルが馬券圏内に食い込む、もっと伸びるなら重賞初制覇を果たす可能性も十分なのです。

ということで、新潟記念は長い直線であと一伸びが効きそうなディアマンミノルが初重賞制覇を果たしてくれることに期待して応援したいと思います。