【福島民友カップ2019】3連勝掛かるスワーヴアラミス、ハーツクライ産駒からダートの大物誕生か?
今年のワールドオールスタージョッキーズで3位に食い込み「日本に恋をした」の発言も印象的だったフランスから初来日したミシェル騎手。そのミシェル騎手の初勝利のパートナーとなったのが強気の4コーナー戦闘から押し切ったハーツクライ産駒のスワーヴアラミスでした。
その後は川田騎手が騎乗し、準オープンのオークランドレーシングクラブトロフィーで6馬身差圧勝を飾り、今週日曜の福島メインレースに組まれている福島民友カップで3連勝を目指すべく、今回は川田騎手を確保して初のオープンへ挑みます。
日本でハーツクライ産駒といえば芝馬が多いですが、アメリカではヨシダなどダート適性のある馬も輩出しており、日本でも大物が出る可能性は十分あるだけに今回も期待がかかります。
前走のシリウスSでは3番人気4着と人気を下回ってはいるものの展開がハマれば怖いジョーダンキングや、ここ3戦連を外さない安定感のあるエスポワールシチー産駒のショーム、前走のラジオ日本賞を逃げ切りで勝利したローズプリンスダムなど、オープンで結果を残している馬たちも参戦予定、かつフルゲート15頭に登録28頭と多くの陣営がここを狙って集まりました。
小回りかつフルゲート必至と、スタートに不安があるスワーヴアラミスにとっては好条件と言いがたい今回ですが、栗東・須貝厩舎から有力馬の依頼を受けるケースは藤井騎手としてもなかなかないだけに、今回限りのピンポイント騎乗の可能性もありますが、結果が欲しいところではないでしょうか。
これといった大物を輩出しているレースというわけではありませんが、昨年の勝ち馬ヒラボクラターシュは後に佐賀記念を制覇しており、今年の勝ち馬も後に続けるか、注目してほしいレースですね。