【フローラS2016予想】馬よりも本気モードの騎手で選ぶなら？

今年の3歳牝馬は不可解なローテを取る馬が結構いる。そんなイメージがあります。

その代表といえるのが今回フローラS出走予定のチェッキーノ。桜花賞トライアルのアネモネS1着で権利を獲得しつつ見送り。そしてルメール騎手に鞍上をチェンジして今回フローラSへ。

同様に本賞金を考えれば桜花賞出走も可能だったフラワーC2着馬のゲッカコウ。ただこちらの場合はオークスで大穴をあけたチューニーを祖母に持っているためオークス向きという判断でということかもしれません。

例年では本賞金不足気味な牝馬陣が集うイメージがあったオークストライアルのフローラステークス。ここはやはり「本気度」をはかるのが大事だと考えます。オークス本番までおつりがあるかどうか、なんて言っていられる馬たちではありません。是が非でも3着以内。次はその後考える。そんなイメージで臨む馬を馬券では狙いたい。

そこで注目したいのが何より騎手が本気モードな馬アグレアーブルです。東スポ杯2歳Sに牝馬ながらに参戦。紅一点ながら3番人気に支持されましたが、好位につけてそのまま、という内容でした。あれからじっくり約5ヶ月の間隔をあけて参戦。

鞍上は本気モードの岩田騎手。ヌーヴォレコルトの降板や福島競馬場への参戦。そして、何より「桜花賞・皐月賞とも乗り馬なし」という数々のG1を制してきた騎手にとって試練の年となっています。休み明けがどうの、なんていっている余裕は陣営や馬にあっても岩田騎手にはないはず。気合を買って1票を投じたいと考えています。