【新潟牝馬S予想2022】勝ち馬が重賞で開設3年目にして出世レースの予感?
新設レースとして今年3年目を迎えるのが日曜新潟メインレースに組まれている3歳以上牝馬限定のオープン戦の新潟牝馬ステークスです。
過去2年はいずれも3番人気以内の馬が3着以内を独占しており、堅いレースとして定着しつつありますが、今年はフルゲート18頭に登録17頭と多頭数の競馬が期待され、波乱の予感もするレースとなっています。
過去2年の勝ち馬はウラヌスチャーム、そして今年の小倉記念を圧勝したマリアエレーナと、まずまずの出世レースとなっており、幸先の良い滑り出し。
芝2200m戦とエリザベス女王杯を意識した距離設定も中距離路線の素質馬を多く呼び込むことが出来ており、今後も含めて注目したいレースです。
上位人気想定の中には、藤田菜七子騎手騎乗の3歳牝馬ニシノラブウインクは、別定戦とはいえ恵まれた斤量と言える51kgで参戦となっており、フラワーカップ2着の実績から、うまく先行できれば軽ハンデを生かしての押し切りも期待ができそうです。
人気薄が想定される馬の中で推奨したいのが、展開に左右されるもののハマれば怖いホウオウエミーズです。西村騎手が騎乗予定となっており、今年のスピカステークス勝利以来の白星を目指しての出走となります。
オープン入り後は苦戦が続いていますが、2か月の休み明けは4戦して1着1回、2着1回と連対率5割を超えており、休み明け初戦こそ狙い目といえます。
芝1800mで良績を残しており、少し距離が長い印象もありますが、クリノフラッシュやロザムールといったハナを主張したい馬たちの参戦が予定されており展開も向く可能性もあり、多頭数の今年は穴馬の期待もしつつホウオウエミーズを狙ってみたいところです。