【BCクラシック2025】フォーエバーヤングが国内最終追い切りを消化、好時計で好仕上がりアピール

11月2日にアメリカのデルマー競馬場で開催される「ブリーダーズカップクラシック」(G1、ダ2000m)に出走する日本調教馬のフォーエバーヤング(牡4、矢作芳人厩舎)が、国内の最終追い切りを消化した。
坂井瑠星騎手を背に栗東CWコースでアメリカンステージ、スウィッチインラヴとの3頭併せを実施。最後方からじっくりと追走し、直線では力強く追われながら豪快に脚を伸ばし、6ハロン80秒5―11秒5の好時計をマークして最先着を果たした。
前走の日本テレビ盃では約6カ月ぶりの実戦を2馬身半差で快勝。矢作調教師は「他の2頭も良かったが、あまりにもフォーエバーヤングが良すぎる。順調すぎて怖いぐらい」と状態の良さに太鼓判を押した。
昨年のBCクラシック3着に続く挑戦となるが、陣営はリベンジへの手応えを十分に感じている。矢作師は「今年最高のレースになる。この馬はどこでも走れるし、デルマー2回目というのもプラス」と自信をのぞかせた。フォーエバーヤングは22日に成田国際空港から米国へ出国予定で、世界の頂点を目指す旅に再び出発する。

