【スワンステークス2021予想】540kgの大型馬ガゼボ、川又騎手と重賞初制覇へ!

今週土曜日の阪神競馬場ではマイルチャンピオンシップのステップレースの一つG2スワンステークスが行われます。例年京都競馬場で行われていますが、京都競馬場改修のため今年は阪神競馬場で行われます。そのことを重視して予想してみましょう。

メンバーを見てますと、ダノンファンタジー、ステルヴィオ、セイウンコウセイ、タイムフライヤーの4頭ものG1馬が出走し、その他も幻のG1馬クリノガウディー、ヴィクトリアマイル2着のサウンドキアラなどG1実績馬が多く、レベルの高いメンバーが揃いました。ただ、いずれの馬も近走成績があまりよくないこともあり、今回は実績馬以外にもチャンスがありそうです。

そんな中で注目しているのはダイワメジャー産駒の6歳牡馬ガゼボです。

ガゼボは、4走前からオープンを走りはじめたばかりで、今回が重賞の初出走と実績的には劣っています。それでも注目したいのが、阪神競馬場開催がこの馬にとってかなりプラスに働きそうだからです。

これまで24戦レースを走っていますが、そのうち競馬場の中で阪神競馬場で11回と一番多く走っていて、一番好成績を収めています。オープン入りを決めた3勝クラスのファイナルステークスでも今回と同じ阪神1400mを1番人気で快勝しています。

ガゼボは、かなりの大型馬で前走が-6kgで538kgの馬体重でリステッドのポートアイランドステークスで4着と好走。今回人気になっている3歳馬ルークズネストと0.3秒差で走っており、他馬も結構重賞クラスの馬が多かったので、この結果は地力強化のあかしとも言えます。

また、阪神競馬場は関西圏の他場に比べても直線の坂がきつく力の要る馬場と言われていますが、540kgに近いガゼボにはうってつけの競馬場と言えます。ルークズネストも阪神競馬場で未勝利戦を勝っていますが、こと阪神競馬場となればガゼボに逆転のチャンスがあるはずです。

さらに、鞍上の川又騎手は今年5年目ですが、ガゼボ同様に重賞未勝利です。それでも前走のポートアイランドステークス4着で評価されたのか、重賞でも続けて騎乗ということでかなり気合も入っていることでしょう。今回土曜日は、ガゼボとのスワンステークスのみの騎乗で、日曜日は新潟で騎乗することからも、全精力を掛けて初重賞制覇に向けて頑張ってくれるはずです。

ということで今年のスワンステークスは、得意な阪神でガゼボが鞍上の川又騎手とともに初重賞制覇を果たしてくれることに期待して応援したいと思います。