ゴールドアクター年内休養、有馬記念へは向かわず1月のアメリカJCCへ
一昨年2015年の有馬記念を勝ったゴールドアクター(牡6、美浦・中川公成厩舎)は、今春宝塚記念で2着に入着したが、今秋は調整が上手く行かずに戦列を離れていた。28日、同馬を管理する中川公成調教師は「有馬記念には向かわず、アメリカJCCくらいから始動したい」と語り、復帰戦は年明け1月21日に中山競馬場で開催されるアメリカJCCとなる可能性が高くなった。
ゴールドアクターは、前走の宝塚記念後は8月に美浦トレセンに帰厩していたが体調が戻らず、美浦トレセン近くの石橋ステーブルへ放牧されていた。年末の有馬記念までには、と期待していたファンも少なくないと思うが、年内は無理せず休養に充てる方針が打ち出された。
一昨年の2015年は優勝、昨年の2014年は3着と、年末の大舞台では常に強い競馬を見せてくれていた馬なだけに、最強馬キタサンブラックを相手にどのような戦いを繰り広げてくれるのかを楽しみにしていたファンも多かったであろう。回避のニュースは残念だが、しっかりと休養し、復帰戦での活躍にまた期待したい。