【アイビスSD予想2021】グレイトゲイナー、初の直千参戦で格上挑戦が実るか？

今週日曜新潟のメインレースは、新潟の名物レースでもある直千重賞のアイビスサマーダッシュです。

フルゲート18頭に対して登録19頭と、今年も大混戦になりそうですが、注目は前走の韋駄天Sで新味を見せたタマモメイトウと、斤量58キロが堪えたのか、もしくは衰えなのか判断が難しい直千巧者のライオンボスになりそうです。

また、3歳勢からは朝日杯FSにも参戦している京王杯2歳Sの勝ち馬・モントライゼと、デビュー以来5戦していずれも掲示板以内という安定感と、母が函館SS2着、キーンランドカップ3着と芝短距離適性が高いマクフィ産駒のオールアットワンスに人気が集まりそうです。

枠順にも左右されやすいレースだけに、能力どおりに決まるとも言い切れない難しいレースですが、今回注目したいのはキンシャサノキセキ産駒の4歳牡馬のグレイトゲイナーです。栗東・森厩舎の管理馬で、今回も前走に引き続き丸山元気騎手が騎乗予定となっています。

新潟の芝コースは1戦して着外という内容ですが、芝1200mに加え出遅れを喫しており、適性がないと判断するのは早計と言って良いでしょう。

ここ3戦は差し、逃げいずれでも安定した戦績を残しており、自在性があるのは強みとなりそうです。

直千コースは初めての参戦となりますが、タマモメイトウも前走初めての直千で見事に結果を出しており、3勝クラスからの格上挑戦にはなるグレイトゲイナーですが、調子のよさでいきなりの重賞制覇も狙えるのではないでしょうか。